ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
53歳・年収950万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は千葉県に住む53歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(54歳)
■金融資産
世帯年収:本人950万円、配偶者300万円
世帯金融資産:現預金650万円、リスク資産3400万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:3000万円
・外国株:400万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2020年から
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/特定口座:2017年から
2017年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にNISAで当初は「年40万円」、今年からは「年180万円」、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスに特定口座で「年120万円(2017年・2018年)」、「年240万円(2019年~)」で積み立てしているとのこと。
運用実績についてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約420万円→運用益込約570万円」、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが「元本320万円→運用益込560万円」と、かなり利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「2017年よりeMAXIS Slim 先進国株式インデックスで積立開始し、順調にプラスになっていたが2020年のコロナショックで利益が大幅減少し、口座によってはマイナスに転落した」と説明されています。
にもかかわらず「積立のペースを変更せずに2020年を乗り切った。毎月の積立を続けることで回復し、その後は小さな変化はあるが順調に利益が増加していった」とのこと。
53歳・年収950万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「個別株のように細かい銘柄分析が不要なところ」と回答。引き出す時期は「現金が必要になったタイミングで」とのこと。
いっぽうで、「コロナショックで大きくマイナスになった時は苦しかった。積立投資開始時は、個別株などの方が(比率が)高かったが、個別株を売却して投資信託の比率を上げるように進めていった」と振り返ります。
マイルールとして「一度決めたらルール通りに継続することが大切」と感じているという投稿者。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「毎月の金額や銘柄を一度決めたらルール通りに淡々と継続することが大事だと思います。余裕がある時は積立に加えてスポット購入すると効果がありました」とのことです。
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