回答者プロフィール
年齢性別:61歳男性同居家族構成:本人、妻(57歳)
居住地:神奈川県
職業:派遣・契約社員
世帯年収:本人350万円、配偶者100万円
世帯金融資産:現預金1000万円、リスク資産2700万円
■リスク資産内訳
・日本株:500万円
・日本債券:900万円
・米国株:200万円
・米国債:1000万円
・投資信託:100万円
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:月5万円
・成長投資枠:国内個別株180万円(一部売却済み)、投資信託30万円
「株式を売却し現金比率を上げた」
投資歴は「20年」、日米の債券や株式を中心に運用しているという60代の投稿者男性。8月にかけての株式相場の下落に対しては「売却(ポジション調整)」のスタンスを取ったとのこと。
「インデックス投資信託と日本個別株の配当銘柄は手をつけず維持。サテライト(高リスク高リターンの運用資産)は現金化を進める」方針で、具体的には「7月ピーク後から米国株の下降トレンドと、為替介入をもって米国関連と一部日本個別株の利益確定売り。米国の失業増、日銀利上げ暴落の翌日のリバウンドを見て、個別株は主に損切り。キャッシュポジション(現金の割合)を高めました」とあります。
幸い、「高値から落ちてはいたが、潮時と感じていたので、サテライト投資と一部の個別株は、プラスで売却できた」そう。「植田ショックが大きく個別株はマイナスで損切りしていますが、トータルではプラス」に落ち着いたといいます。
とはいえ、「日銀を信用した」のは失敗だったと投稿者。
「今の日本の経済状況で利上げ判断はビックリ。だから暴落したのですけどね。それと、植田ショック前日に一段下げた時に『やった~』と思って追加購入したら、更なる暴落で目も当てられなかった。落ちるナイフとはこのことかと思った(苦笑)」とあります。
「まだ一、二段落ちる可能性は高い」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。「値下がりは買いのチャンス」だが、「まず10月末までは様子見。まだ一、二段落ちる可能性は高く、アメリカの景気後退入りを確認する」までは安易に動かないとのこと。
いっぽうで今回の市場の乱高下による心理的な影響は「少しある」そう。
投資歴20年の投稿者でも「流石にあの下落にはビックリした」と、素直な心境をコメントされています。
「積立投資は粛々と。株はルールに従い対処する」
過去の不安定相場から得た教訓として「不安定相場はインデックス積立!」と語る投稿者。今回の下落でも「インデックス積立投資を推奨している」投資系YouTuberの情報を見て「インデックス投資は粛々と、個別株はマイルールに従って対処することを基本として思い返せました」とのこと。
ここまでの運用については「国内外債券主体60~70%、インデックスを含む株式30~40%でキープする。株式下落局面では、現金比率をあげておく」ことを意識してポジション調整をしてきたそう。
2024年の残りの戦略については、「積立継続の他は現状維持でしばらく静観し、次の買い場を待ちます」とのことでした。
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします