ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
43歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む43歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、夫(46歳)
■金融資産
世帯年収:本人0円、配偶者450万円
世帯金融資産:現預金150万円、リスク資産750万円
■リスク資産の内訳
・投資信託750万円(スポット買いも含む)
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA、iDeCo:ともに2021年から
2021年から約3年間、夫婦で積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はNISAとiDeCoを合計して「月5万6333円」からスタートし、2023年途中からは「月3万8333円」に減額。
夫も同じ銘柄に「月4万5333円」の積み立てをしているといいます。
運用実績については「夫婦で元本330万円→運用益込み450万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「積み立てを(始めて)しばらくして、米国株の景気が悪くなりました。今思えば、すごいタイミングで始めたなと思います。なので始めのうちはなかなか増えず、見ててもおもしろくないので見ないようにしてました」と、当初はメリットを感じられなかったそう。
「しかし2024年に入って、2カ月で20万円くらい増えていたりしたので喜んでいた」と資産の増加を実感。
「その後、3月に入ってそんなに増えなくなってからは、推移をそんなに見ていない」と放置の姿勢に戻ったそうですが、資産の推移については「何かの拍子に(株価が)上がったら、テンションが上がるのでよく見ています」と語っています。
8月以降の資産推移は不明ですが、「今年に入って増えているのを実感して、年内には2人で1000万円(を貯めること)を目指している」とご夫婦で協力して資産を形成中。
もともと投資を始めた経緯について、「貯金ゼロから、老後資金を貯めないといけないと、貯金したり投資をはじめたらクセづいた。なかなか夫の理解が得られなかったが、大切さを説明して、貯金と投資の習慣を作った」と説明しています。
43歳・専業主婦の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点を伺うと、「老後の心配が少し減りました。webでシミュレーションすることもできるし、普通に貯金するより全然増えるのでやる気がでます。続けることで、(株価が)下がった時に(商品を)買えることも、後から考えるとよかったと思います」とコメント。本来は「お金を使ってしまう性格」だったそうですが、積立投資を始めたことで「欲しいものがあっても、かなり考えて、計画的に買うようになりました」と行動に変化が。
「(以前は)散財ばかりしていましたが、たぶん今はケチになっていると思います。なにも考えないで(お金を)使うことが、今となるととても怖いことだと思います」と過去の自分を振り返ります。
ご自身で決めていることは、「世界情勢をよく見ておく。狼狽売りしない。景気が悪いときは(資産額を)見ない。将来的には銘柄を変更するかもしれない(ことを想定しておく)。自分で考えて納得した銘柄を、納得した金額で買う」こと。
新NISAについては、「成長投資枠ではリスクの高い銘柄をスポット買いする。将来的にはリスクを抑えた銘柄に移行。積立投資はこれまでと同様に、S&P500を買う」と教えてくれました。
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