現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、滋賀県在住75歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:75歳女性同居家族構成:本人のみ
居住地:滋賀県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:450万円
現在の資産:預貯金1300万円、リスク資産1000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金12年、厚生年金28年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万2000円老齢厚生年金(厚生年金):8万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金11万円(80歳まで)
「上を見ても、下を見てもキリがない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「上を見ても、下を見てもキリがないので」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金だけで「年に1~2回足りない月がある」と回答されています。
「物を増やさないように、できるだけ買わない」
年金で足りない支出については「投資や株、貯蓄」で賄っているという投稿者。年金生活については「子ども達は皆、結婚して自立しているので、私一人の生活です。物を増やさないように、できるだけ買わないようにしている。外食と、交際費も最低限」と節約を意識しているとのこと。
とはいえ「食費は身体の健康維持と考えているので、値段関係なく栄養の高い食べ物は購入します」と健康管理も心がけているそうです。
「今は時間を気にせずゆったりと過ごせる」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「定年まで家庭、子育て、仕事と日々余裕がなかったので、趣味としてピアノを習っておけば良かった」と回答。今後の生活の不安については「なにもありません。主人は25年前に年金をもらわずに亡くなりました」とコメント。
いっぽうで「ボランティアにいったり、同年代の人達と麻雀を楽しんだり。時間を気にせずゆったりと過ごせるので、今が一番良い時かなと思っています」と教えてくれました。
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