回答者プロフィール
年齢性別:37歳男性同居家族構成:本人、妻(37歳)、長女(12歳)、次女(5歳)
居住地:大阪府
職業:正社員
世帯年収:本人550万円、配偶者250万円
世帯金融資産:現預金1300万円、リスク資産1200万円
■リスク資産内訳
・投資信託:700万円
・米国債券:500万円
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:月20万円
・成長投資枠:利用していない(株価下落時にスポットでつみたて投資枠と同銘柄に入金予定)
「データを根拠に静観と判断」
投資歴は「5年」、投資信託と米国債券を中心に運用しているという30代の投稿者男性。8月にかけての不安定相場に対しては「静観」のスタンスを取ったとのこと。
「8月2日の過去3番目の下落、5日の過去最大の下落の際、成長投資枠にてインデックス投信に資金追加を考えたが、年初の水準にすら下がっていない状況だった為、資金追加にはまだ早い」との結論に至ったそう。
また逆に「6日に過去最大の上昇があったが、VIX(投資家の恐怖指数。数値が高いほど警戒感が強い)はまだ高水準の為、このまま安定して上昇するかの判断には材料不足」とするなど、その都度、関連する数値をもとに「静観」の判断をしていったといいます。
とはいえ実際には「VIX指数でのCFD売買(恐怖指数が上がるか下がるかを予測する取引)で小遣い稼ぎができた」とあり、不安定相場のさなか、しっかりと利益を得ている様子。
ただ「優待株を安値で保有できるチャンスだったかもしれないが、一日で反発が始まりチャンスを逃した気分になった」とも語られています。
「年内のアッパーマス層到達が困難に」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。「この下落が加速するのであれば、長期的には資産を増加させる起爆剤の一つとなる為、チャンス以外の何物でもない。短期的な目線で運用しているわけではない為、この程度の下落に一喜一憂するつもりは無い」と断言します。
しかしそのいっぽうで、今回の市場の乱高下による心理的な影響は「少しある」とのこと。
「総資産額が年内中に3000万円(アッパーマス層)に到達できる可能性があったが、その可能性が限りなく低くなった為、多少なりともガッカリはした。アッパーマス層は一つの目標ではあるため、個人的なモチベーションの材料になる」と悔しさをにじませます。
「本当の暴落を待ち、資金を追加する」
過去の不安定相場から得た教訓として、「どんなに株価が暴落したとしても、市場は必ず右肩上がりになる。なので手放さなければ高確率で損はしない」と語る投稿者。ここまでの運用については「NISAでつみたてを続けつつ、為替も大きく円安へ動いていた為、7月時点で年初と比べ500万円ほど資産が増加していた」そうですが、「8月に入り株価暴落&円高へ大きく動いたことにより、150万円ほど資産が減少している」とのこと。
2024年の残りの戦略については、「今までと変わらず毎月20万円の積み立てを継続しつつ、今回とは違う本当の暴落の際には大きく資金を追加していく予定」と語られていました。
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