ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
32歳・年収600万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む32歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(36歳)
■金融資産
世帯年収:本人600万円、配偶者150万円
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産2200万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:1700万円
・米国個別株:500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から
S&P500への積立投資を2022年から続けているという今回の投稿者。
NISA枠内で「月6万6667円」から始め、iDeCoとNISA枠を合わせて「月10万円」の投資になるよう設定し積み立てしているとのこと。
運用実績については「元本1200万円→運用益込1700万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「元々S&P500指数に黙々と積立をしてきました。コロナショック等で細かい上下動こそありましたが、基本的には右肩上がりで推移しています。この指数に積み立てて1年目くらいは含み損になることもありましたが、気にせず積立をしていったら今では+40%の含み益です」とのこと。
「2020年あたりの米国金利利下げ時にレバレッジ商品に手を出し500万円程のマイナスを出しましたが、積み立ててきていたS&P500指数に関してはひたすら右肩上がりをしていました。iDeCoとNISA枠をフル活用して投資をした結果、今では資産総額2500万円まで成長することができています」と説明されています。
32歳・年収600万円公務員男性の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「自然と米国株式へのアンテナが広がり、金利動向や経済ニュースに目がいくようになりました。また、生活の仕方を見直し、家電や買い物の仕方に、無駄がなくなったようにかんじています」とコメント。引き出す時期は「60歳をひとつの目処に、その時の経済状況を鑑みながら、定額で引き出す予定です」とコメント。
いっぽうで、「積立開始初年度は含み損になりやめようと思ったことが何度かありますが、変わらず積み立ててきてよかったです」と悩んだこともあると言います。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「積立投資は長い期間で捉える投資の仕方です。日々の細かい上下動、損益になんか気にせず、おおらかにいきましょう!」とのことでした。
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