現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人、妻(66歳)、長女(37歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金1500万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金43年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):16万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:老齢基礎年金8万円
「現役時代のような遊びができない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「特別な贅沢をしなければ、生活する事に問題はないが、現役時代のような遊びができない」と語っています。
ひと月の支出は約「20万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「仕事をしていないのでストレスを感じる事はない」
年金で足りない支出については「特にない」という投稿者。年金以外に収入はないそうで「仕事をしていないため、ストレスを感じる事がなくなりすぎて、ボケがくるかもと多少不安になる」といいます。
年金生活においては「外食は極力控える。安いスーパーで週1回の食材の買い物や冷凍庫を購入してメガ盛を買っている」と節約を意識しているとのこと。
「携帯電話の着信が信じられないくらい減った」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「会社の選択を間違った。仕事の内容では無く大企業に入ればよかった」と振り返ります。今の生活については「この先は分からないが、全くストレスを感じる出来事が無い。まだ引退して3年くらいだが、携帯電話の着信が信じられないくらい減った」とコメント。
いっぽうで「出来るだけ体力を維持するために、外に出て歩く事を心がけている。多少の刺激も必要なので、少なくなったがゴルフを続けている」と教えてくれました。
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