現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
同居家族構成：本人のみ
居住地：愛知県
リタイア前の雇用形態：不明
リタイア前の年収：400万円
現在の貯蓄額：預貯金200万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：厚生年金35年
現在受給している年金額（月額）
老齢基礎年金（国民年金）：3万9000円（繰り上げ受給）老齢厚生年金（厚生年金）：11万6000円（繰り上げ受給）
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし
「突発的な出費があるとつらい」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「ある程度の節約で普段の生活はなんとかやっていけるが、突発的な出費があるとつらい」と語っています。
ひと月の支出は約「13万円」。年金受給額が15万円程度。年金だけで「年に1～2回足りない月がある」と回答されています。
「スーパーの閉店間際に半額シールが貼られている商品を買う」
年金で足りない支出を抑えるために「食費などを削る」ことで節約を心がけているという投稿者。年金生活においては「スーパーの特売日にまとめ買いをしたり、閉店間際に半額シールが貼られている商品を買う」と食費を減らす工夫をしているそうです。
また年金の受給年齢を繰り上げたそうで、「節約の為にゴルフに通う回数は少なくなった」と言います。
「ゴルフの回数を減らして、資産運用にお金を回すべきだった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「趣味のゴルフのラウンドや練習場に通う回数を減らして、もっと貯蓄や資産運用にお金を回すべきだった。食費の面でもお弁当や水筒を持っていって細かい節約をしておけばよかったと後悔」と振り返ります。今の生活については「今は健康な身体だからいいが、いずれ大きな病気になったりそれに伴い医療費が増えるなどしてやりくり出来なくなる事が不安」とコメント。
いっぽうで「やはり仕事のプレッシャーから解放された事が一番大きい。趣味のゴルフの練習場通いも好きな時間で行けるのが良い」と教えてくれました。
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