ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
46歳・年収1200万円自営業・自由業男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大阪府に住む46歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(45歳)、長女(10歳)
■金融資産
世帯年収:本人1200万円、配偶者100万円
世帯金融資産:現預金5000万円、リスク資産2000万円
■リスク資産の内訳
不明
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・ワールド・リート・オープン:2011年から4年間
・楽天・全米株式インデックス・ファンド/iDeCo:2017年から
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド:2017年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):2018年から
2011年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
当初は、ワールド・リート・オープンに「月10万~25万円」の積み立てを4年間行ったのだそう。2017年には、iDeCoで楽天・全米株式インデックス・ファンドに「年間40万円」、別の口座で楽天・全世界株式インデックス・ファンドに同じく「年間40万円」の積み立てをスタート。2018年からは、S&P500にも年間で「40万円」の積み立てをしているとのことです。
運用実績については、ワールド・リート・オープンが「元本600万円→運用益込900万円」で売却。楽天・全米株式インデックス・ファンドは「元本150万円→運用益込240万円」、楽天・全世界株式インデックス・ファンドでは「元本100万円→運用益込160万円」、S&P500で「元本200万円→運用益込260万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。(※数字は2024年7月以前のもの)
ワールド・リート・オープンは「コロナ回復後に全売却で利確」。「基本ずっと右肩上がり」だったと振り返ります。また全ての商品について「基本ずっとプラス」の結果を出していると説明しています。
実は「2018年の下落やコロナショック時は、積み立てとは別に特定口座で追加拠出を実施」しており、「結果、その時の投資は積み立て分以上に含み益を有している」と当時の判断が実を結んだそう。
積立投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「貯蓄をしっかりすること。投資は継続して貯蓄ができてこそ効果があります」と語り、併せて「投資額の増加に合わせて、手元資金(預金)も増やしておくと、下落時に追加拠出がしやすく、また下落も気になりにくい」と、その経験からコメントされました。
46歳・年収1200万円自営業・自由業男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点としては、「積立設定さえすれば、こまめなチェックが不要なこと」を挙げる投稿者。ただ、投資活動を続ける中で「アクティブファンドで積立投資(を行うこと)は(商品の性質上)向かないと思った」そう。
その理由について「商品の流行り廃りの影響が大きく、長期投資に向かない、信託報酬が高い」と感じたからだと語ります。
新NISAについては、「1800万円の(非課税)枠を夫婦分(合計3600万円)使い切る予定。2024~2025年は、リセッション(景気後退)が起きるようなら枠いっぱい購入予定」と計画。
「つみたて投資枠には全て投資し、遅くとも15年で枠を使い切る。つみたて投資枠は低コストのインデックスファンドで。成長投資枠も原則、低コストのインデックスファンドにする(一部単元未満株使用)」と教えてくれました。
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