ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
37歳・年収600万円公務員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は京都府に住む37歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:600万円
金融資産:現預金1500万円、リスク資産500万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:450万円
・iDeCo:30万円
・日本株:20万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2022年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)/NISA、iDeCo:2022年から
2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に旧NISAで「月2万円」、新NISAのつみたて投資枠で「月8万円」、成長投資枠で「200万円」。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)には旧NISAで「月1万円」、新NISAつみたて投資枠で「月2万円」、成長投資枠で「40万円」。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)は旧NISAで「月3333円」、iDeCoで「月1万2000円」、また特定口座でも購入しているとのこと。
運用実績については「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約230万円→運用益込約250万円」、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が「元本約100万円→運用益込約120万円」、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)が「元本約100万円→運用益込約130万円」、楽天全米株式が「元本約28万円→運用益込約30万円」と着実に利益を生み出している様子。(※数字は2024年7月以前のもの)
「購入した当初オール・カントリーは、あまり伸びず横ばいか微減。その後少しずつ右肩上がりに転じて今に至っています。複利もあり+8%程度。S&P500は大きく伸びた時期と下りを幾度か繰り返して+7%程度。購入時から楽天・VTIは伸び続けており、+30%程度に今はなっています」
それから「iDeCoでの楽天全米株式は安定して推移し、+7%の運用益。積立投資を始めたことでそれまでわずかな預金利子しかなかったものが、確実に増加しています。自動投資設定で良い習慣となっています。2年間で70万円ほど資産の増加があります」と説明されています。
37歳・年収600万円公務員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「将来を見通してお金について考える習慣がついた。物価高のニュースなどへの不安も幾分か減りました。資産の運用が見込めるので、国内旅行に行く回数を増やすことが出来ています」とコメント。引き出す時期は「早めのFIREを行い、老後の生活に備える予定。定年が延長し65歳や70歳にもなっているかもしれませんが、60歳程度で引退し、満額もらえない分の退職金を投資で補いたいです」とのこと。
いっぽうで、「始めの半年ほどはあまり(プラスの)変化がなく疑心暗鬼になる部分もありました。毎日見ていましたが、気にしすぎないように月一回程度に減らしました」と振り返ります。
ご自身については「無駄遣いは多い方ではなく慎重な感じですが、必要なお金はスパッと出すタイプ。資産を放置しているという感じでしたが、コロナ渦を機に資産について友人から聞いたり、ネットで調べたりして投資を始めました」とコメントされています。
現在は「複利の力を信じて長期投資をやるべき」と感じているという投稿者。
投資スタンスとして「長期・積立・分散の王道に勝るものはありません。できるだけ早く、若いうちから少しの額でも複利の力を信じてやるべきだと思います」とのことです。
新NISAについては、「成長投資枠を最短に近い形で投資を行う。つみたて投資枠ではポイントがもらえる月10万円の投資を続ける予定」と語られていました。
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