現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、岡山県在住77歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:77歳男性同居家族構成:本人、妻(76歳)、長男(42歳)、長男妻(42歳)
居住地:岡山県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:650万円
現在の貯蓄額:預貯金1000万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金46年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万7000円老齢厚生年金(厚生年金):12万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:老齢年金91万円(年額)、給与収入108万円(年額)
「息子夫婦と光熱費、電気、ガス代を折半して生活」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「息子夫婦と光熱費、電気、ガス代を折半しているため、ほぼ生活できています」と語っています。
ひと月の支出は約「25万円」。夫婦の年金だけでは「1~2回足りない月がある」と回答されています。
「夫婦で農業機械の販売をやっています」
年金で足りない支出については「妻の専従者給与から補填」しているという投稿者。年金以外に「68歳から農業機械の販売を夫婦でやっています。稼ぎは殆ど無いですがネット販売からの収入がある」といいます。
「車を運転して配送したり、引き取りに行ったり、引き取りに来られた人達と雑談したりするのも楽しい」と老後の仕事に充実感を感じているご様子。
「妻に先立たれたらひとりで生活できるか不安」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと借金してでもやりたいことをしておけば良かった」と振り返ります。今の生活については「妻に先立たれたら自分ひとりで生活できるか不安です。息子夫婦と同居しているので万一の時は大丈夫ですが、長期だと息子達も生活があるので頼ることが出来ません」と不安を吐露。
いっぽうで「今はネット販売の農業機械に囲まれ妻といつも一緒に生活できる。わずかですが子供や孫達を支援してやるのが喜びです」と教えてくれました。
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