真夏のフェスには何を着ていくのが正解?
フジロックやサマソニなど「夏フェス」のシーズンが到来ですね! 夏のライブの服装のポイントは、ずばり「暑さ対策」。野外はもちろん、屋内でも熱中症対策を万全にしたいもの。屋内は冷房がついていますが、広い会場では冷気が行き渡りにくいですし、狭い会場の場合は、人が密集しているため熱気がこもり、ライトの熱でも暑さを感じます。
つまり野外でも屋内でも、涼しくて動きやすい服装がベスト。ラクチンな着心地のTシャツやストレスフリーのパンツ、筒が広くて風を通すパンツなどがおすすめです。
また、汗をかくことを想定して、着替えを用意していくのも◎。会場ではライブTシャツが販売されていることが多いので、現地で購入して着替えるのもいいでしょう。
暑さ対策をはじめとするフェスに行くときの服装について、ポイントを3つご紹介します。
1. 「機能性Tシャツ」を着るのがおすすめ!
人との距離が近いオールスタンディングのライブなら、汗のニオイが気にならない消臭機能や、汗をかいてもドライな状態をキープしてくれる吸汗速乾機能付きのTシャツがおすすめ。これらの素材は通気性にも優れているため、内側に熱がこもることもなく、熱中症対策にもなります。また、接触冷感機能付きのTシャツも涼しく過ごせて、ライブに集中できます。
写真は、接触冷感機能が付いたTシャツを着用したコーデ。一見シンプルながらも、実は横から見るとぽわんとしたパフスリーブが目立つデザインで、これだけでおしゃれ感がアップ。ワイドパンツも接触冷感機能付きなので、真夏の暑さの中でもストレスフリーで過ごせます。
2. サンダルやヒールはNG! スニーカーがベスト
ライブは、長時間立ちっぱなしなことがほとんどです。靴は履き慣れたスニーカーなど、疲れないものがベストです。くれぐれもサンダルやヒールは、履いていかないようにしてください。サンダルは靴が脱げてしまったり、素足の部分が汚れてしまう可能性が。ヒールはそもそも足が疲れますし、周囲の人の足を踏んでしまう恐れもあって危険です。安全面や快適性を考えて、最初から履かないのが賢明です。
写真は、60年代にインドアトレーニングシューズとして登場した「adidas(アディダス)」の「GAZELLE(ガゼル)」を履いたコーデ。ホワイトのアッパーにガムソール(天然ゴム由来の飴色のソール)のコンビネーションは、どんなスタイリングにもマッチしてくれる汎用性の高いアイテムです。ラクチンな履き心地のスニーカーは、フェスにぴったりです。
3. 急な天候の変化に備えて「レインコート」は必ず持参!
出典:WEAR
ライブ中は傘を差せないので、レインコートやポンチョがおすすめ。アウトドアブランドのシンプルで高機能のものや、アパレルブランドの柄のあるスタイリッシュなデザインなど、毎年たくさんの種類やデザインが登場しているので、ぜひお気に入りを見つけてください。
写真は、「ポロ ラルフ ローレン」のレインポンチョを羽織ったコーデ。アウトドアライクなシンプルなデザインなので、使い勝手が抜群です。着用時には頼りがいのある大きなシルエットですが、小さく折りたためるので、バッグに入れておくと安心です。
以上、大人女性の「夏フェスの服装選びのポイント」をご紹介しました。こちらを参考に、体調管理に気をつけて、ライブを楽しんでくださいね!
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