回答者プロフィール
回答者本人:69歳男性同居家族構成:本人、妻(65歳)
居住地:東京都
現在の世帯資産:預貯金2000万円、リスク資産700万円
年金受給額(月次):本人21万6000円、妻5万7000円
退職時の状況
業種・職種:製造業・研究開発企業情報:上場企業(分類は不明)、社員数1000人以上
雇用形態:正社員
年収:1300万円
勤続年数:35年
退職時の年齢:60歳(2015年)
退職金の総額:2700万円
「退職金2700万円は妥当な額」
退職金について「まあまあ満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として、「2000万円以上という相当にまとまった額であること。更に、勤続年数とその間の会社への貢献度を勘案すると、妥当な額であると自分自身として納得できるから」と語っています。
退職金の総額は「2700万円」。「会社の経営状態との関係で、退職金が下げられてしまうという噂が当時あり、そのことでは多少心配」したとのことですが幸い杞憂にすぎず、期待通りの金額を受け取ることができたようです。
「総額6000万円で念願の戸建住宅を購入」
退職金の使い道は、「以前から戸建住宅の購入の際の資金として使うことに妻と決めていました」と投稿者。「住宅購入の費用は総額6000万円(リフォームも含め)で、退職金は全額これに充当しました。以前はマンションに住んでいましたが、戸建住宅を購入することで、老後の生活のクオリティーを高めることが出来ていると感じています」とのこと。
いっぽうで、「購入した戸建住宅については、多少高く買わされてしまった感じがしていて、無駄に退職金を使わされてしまったかもしれない」懸念があると言い、購入費用の妥当性には疑いも残る様子。
ただそれ以上に、「家の周囲は緑が多く、小洒落たお店なども並んでいて、妻とはよく二人して買い物や散歩に出かけるようになりました。お陰で、気持ちにゆとりが持てるようになった」とあり、老後に「気に入った場所で、気に入った生活が送れるという喜び」をかみしめているようです。
「退職金は老後を豊かにするために使って」
退職金を受け取ったことで、どの程度経済的余裕が生まれたかを問うと、「退職金を受け取る以前も、経済的には逼迫はしていなかったので、退職金を受け取る前後での経済面での変化は特にありません」と回答。老後資金として現在2700万円の資産を残し、「戸建住宅の購入」という夢を叶えた投稿者。
最後に、将来年金を受け取る現役世代へのアドバイスとして「退職金は60歳以降で受け取る方が多いかと思いますが、もし生活にゆとりがあるなら、何か老後の生活を豊かに出来ることに使われるといいでしょう」と語られていました。
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