現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、奈良県在住73歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
同居家族構成：本人のみ
居住地：奈良県
リタイア前の雇用形態：不明
リタイア前の年収：450万円
現在の貯蓄額：預貯金1000万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：不明
現在受給している年金額（月額）
老齢基礎年金（国民年金）：6万843円老齢厚生年金（厚生年金）：9万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし
「今後体調の問題で仕事ができなくなった時」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「自身のアルバイトの給料と合わせ、生活ができる範疇にありますが、今後体調の問題で仕事ができなくなった時を考えると不安はあります」と語っています。
ひと月の支出は約「12万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「アルバイト先の昼食は自分で作ったものを持参」
アルバイト内容は「鮮魚の配送や倉庫作業で週5回」とのことで「月約10万円ほど」の収入があるそう。それでも「基本的には年金で生活し、足りない場合はアルバイトの収入」で補う生活スタイルだという投稿者。
日ごろから「昼食は自分で作ったものを持参し、自炊を行い外食は控えている」と節約を意識している様子です。
「今の倍くらいは貯蓄をしていれば良かった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「若い内から貯蓄、投資をしていれば、と思います。若い頃は老後のことを考えずお金があれば使いをくり返していたので、今の倍くらいは貯蓄をしていれば良かったと思います」と回答。さらには「病気などで仕事ができなくなり、年金以外の収入がなくなってしまうと貯蓄と年金だけで生活ができるか不安があります」とコメント。
年金生活については「飼っている犬の散歩や、月に一度ほど行くゴルフを楽しみにしています。今後はもっと趣味を増やしていきたいです」と語られていました。
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