ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
30歳・年収250万円パート・アルバイト女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大阪府に住む30歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:250万円
金融資産:現預金300万円、リスク資産200万円
■リスク資産の内訳
・NISA:45万円
・投資信託:80万円
・その他不明
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2018年から継続中
・投資信託/特定口座:2018年から継続中
2018年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はNISAでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月5000円」積み立てをしているとのこと。
また商品は不明ですが投資信託に「月合計1万円」で積み立てしていると回答。
運用実績についてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)「元本30万円→運用益込45万円」、投資信託では「元本60万円→運用益込80万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。
「NISAは開始当初は下落し含み損が発生したが、2年目あたりから上昇に転じ、現在は年率5%前後の運用益が出ている。投資信託積立は比較的安定した運用益が継続しており、年率3~5%程度で資産が増えている」と説明。
「積立投資を始めてからまだ5年程度ではあるものの、着実に資産は増えつつあります。現在の総資産は約500万円で、投資を始める前と比べて2倍近くに成長しています。一時的に含み損が出た時期もありましたが、継続して投資を続けたことで徐々に資産を形成できています」と手ごたえを感じている様子。
30歳・年収250万円パート・アルバイト女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかったことは「毎月の収入から決まった金額を節約し、それを投資に回せた点です」と語る投稿者。「時間をかけて着実に資金を貯め、それを運用に回せたからこそ、今の資産があります。長期的視点に立ち、一時的な値動きに惑わされずに継続できたことも大きなメリットだったと思います」とコメント。
引き出し時期は「現時点ではまだ具体的な引き出しのタイミングは決めていません」と回答。NISAについては「60歳前後を目安に老後の生活費に充てる予定ですが、投資信託積立については長期保有を予定しており、相続資産として次世代に渡す可能性もあります」とのこと。
いっぽうで「NISAの初期の下落で精神的に落ち込んだ時期がありました。そのため一時的に積立額を減らしてしまい、資産形成のペースが落ちてしまったことが心残りです。値動きに一喜一憂するあまり、投資に対する姿勢が揺らいでしまった時期もありました」と平常心を保つ難しさを振り返られていました。
消費や投資に対するご自身の性格を伺うと「私は本来、無駄遣いをしがちな性格です。欲しいものがあれば我慢できずに買ってしまう癖があります」とのこと。「一方で投資に関しては慎重になりすぎて、チャンスを逃してしまうこともあります。バランスが大切だと自覚しています」と学びを得た様子。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「投資においては長期的視点が何より大切だと考えています。短期的な値動きで動揺せず、あくまで長期の資産形成を目指すことが肝心です」とのこと。
「また、無理のない範囲で継続して積立を行うことで、気づかないうちに資産は着実に増えていきます。初心者の方には、まず少額からでも積立を始め、習慣化することをおすすめします」とコツを教えてくれた投稿者。
新NISAについては、「つみたて投資枠では引き続きeMAXIS全世界株式を継続する予定です。成長投資枠については現時点で具体的な検討はしていませんが、機会があれば新興国株式などの成長銘柄への投資を検討したいと思っています」と語られていました。
※皆さんの投資エピソードを募集中です。エピソードの採用でもれなくAmazonギフト券3000円分プレゼント
積立投資に関するエピソードの応募はこちらから
投資の成功体験エピソードの応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします