男のこだわりグッズ

キャンパスノートのロゴ位置が違う!限定色マーカーもある!?「ファミマ×コクヨ」コラボ文具の開発秘話

ファミリーマートがデザイナーの落合宏理さんとコラボ展開するブランド「コンビニエンスウェア」に、文具が登場しました。開発を担当したのは総合文具メーカーであるコクヨ。新商品についてファミリーマートとコクヨ双方の担当者にお話を伺いました。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

コンビニエンスウェアの文房具たち

ファミリーマートとコクヨのコラボによる「コンビニエンスウェア」の文具は、全35アイテム。「スライド式ハサミ」(870円税込、以下同)、「針なしホッチキス」(878円)、「キャンパス綴じノート B5」(228円)、「カドがたくさんある消しゴム」(348円)などが、全国のファミリーマート約1万6300店にて発売されている(一部店舗除く)

ファミリーマートが、デザイナーの落合宏理さんの監修で取り組んでいる「いい素材、いい技術、いいデザイン。」をコンセプトとしたオリジナルブランド「コンビニエンスウェア」に、文房具の分野でコクヨとコラボレーションした製品を発売しました。

「コンビニで衣料品を買う文化を作ることを目的に始まったブランドが、コンビニエンスウェアで、デザイナーの落合宏理さんと一緒に続けて2024年で4年目になりました。

おかげさまで好評をいただいており、次の商品に広げていこうとなったときに、身近に感じて、機能とデザインもしっかりしていて、ファッション性もある文具はどうかという案が出てきました」と、企画の始まりを解説してくださったのは、ファミリーマート 商品本部の永松秀一さん。

いわゆる「町の文具屋さん」が減っている今、デザイン性や機能性に優れた文具を買おうとすると、電車に乗って大きな文具店に出かけていかなければならないということも増えています。そんな中、こだわりの文具を身近にあるファミリーマートで買える、そういった提案をしたいというのがスタートだったそうです。

文具メーカーはそれぞれに得意ジャンルが分かれていて、ひとつのメーカーでトータルに文具の開発を行っている会社となると、いくつかに絞られます。

その中で、コクヨは文具を幅広く扱っているだけではなく、品川オフィスの1階でカフェをやっていたり、文具だけでなくインテリアなども扱っていたりと、ライフスタイルを提案していこうという姿勢を感じたのだといいます。

「私たちとしても、ありがたい話でした。文具をトータルで提案するというのは、コクヨが強みとしている部分でもあります。そこを世の中に発信していけるのは当社にもメリットがありますし、良い文具、かわいい文具が身近に買える場所が増えるというのは、文具業界としてもいいことだと、そういう点でも共鳴しました」と、今回のプロジェクトのコクヨ側の開発担当となったコクヨ グローバルステーショナリー事業本部の矢野智子さん。

>次ページ:すでにファミマには文具が売っているけれど……新商品を開発したワケ
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