現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住62歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:62歳男性同居家族構成:本人、妻(61歳)
居住地:愛知県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の貯蓄額:預貯金2500万円、リスク資産1000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金30年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):2万5000円(繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):4万2000円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:回答なし
「高齢になるほど医療費がかさむ」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「支出は毎月切り詰めていてそこそこ生活レベルを落としてなんとかやりくりしていますが、高齢になるにつれて医療費がかさむようになり、収入がもう少し欲しいと思うようになりました」と語っています。
ひと月の支出は約「12万円」。年金だけで「1~2回足りない月がある」と回答されています。
「食費を抑えるために自炊で節約」
年金で足りない支出については「貯蓄から月5万円ほど補填」して賄っているという投稿者。節約のために日ごろから「自炊して外食をしないこと」を心がけているとのこと。「それを質素だと思わず今日も美味しいご飯を食べられて幸せだと感じることが非常に大事だと思います」と説明しています。
「健康的な食生活を送るべきだった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いにも「もう少し食についてよく学び、健康的な食生活を送るべきであったなとこの年になって思い知らされている」と食に言及。「野菜中心の食生活、腹八分目を心掛けて、十分な睡眠をしっかりとっておくべきだったなと思います。若い自分に言ってやりたいくらいであります」と回答。現在も不安があるようで「少しでも生活の足しにするため、アルバイトを探している。しかし年齢を理由に断られることがほとんどで思うような活動ができていない。物価が上がる中、少ない年金だけではとても満足いく生活は難しい」とコメント。
いっぽうで「生活レベルを上げようと無理に思わず、日常に感謝して毎日を生きることが精神的にも良いかと思う」とも。「あと趣味を持つことは非常に大事で、熱中できることを見つけたい」と教えてくれました。
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