ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収350万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は愛知県に住む35歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:350万円
金融資産:現預金60万円、リスク資産200万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:200万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2023年から
2023年から米国株式(S&P500)に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は旧NISA口座を利用していた2023年は「3万3333円/月」、新NISAがスタートした「2024年から5万円/月」を積み立てしているとのこと。
開始から約1年3カ月経った現在の運用実績は、NISA口座を含めた投資信託全体で「元本約200万円→運用益込216万円」と、積み重ねがじわじわと利益を生み出している様子です。
「2023年は上がったり下がったりを繰り返しつつも、元本を割ったことはなかった。昨年(2023年)後半からかなり順調に推移していると思う」と投稿者。
以前は個別株投資がメインだったそうで、「積立投資を始めて、お金にも働いてもらいながら少しずつ資産が増えている。毎年個別株で減らしていた資産が、積立投資を始めてからは一度も損益にならずに安定して資産形成ができていると感じる」と説明されています。
35歳・年収350万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「個別株をやめて投資信託で運用を始めましたが、大きな振れ幅は見込めないものの、着実に複利効果を感じながら積み上げられていると思う。今後とも続けていきたい」とコメント。「基本的に直感で投資を売買してしまう癖」があるそうですが、さすがに「過去に個別株でハイリスクな投資をやったり、信用取引で追証(※信用取引のための保証金を追加で用意すること)が発生してしまったときは(投資を)やめたくなった」といい、思い切って投資のスタイルを変えたことが吉と出たようです。
新NISAも、成長投資枠を含め「全てインデックス投資」に充てていく予定という投稿者。最後に、これから積立投資を始める人に向けて「小さな金額からコツコツと積み上げていくのがいいと思います」とアドバイスを残されていました。
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