ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
31歳・年収400万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む31歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(35歳)
■金融資産
年収:400万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金100万円、リスク資産330万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:330万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2019年~2023年
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/ 新NISA(つみたて投資枠):2024年~
2019年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
当時はつみたてNISAを利用して「米国株式(S&P500)」に「月3万3333円」を積み立てていたそう。
その後は2024年の新NISAスタートを機に「全世界株式(オール・カントリー)」に投資対象を変え、つみたて投資枠で「月10万円」を積み立てていると言います。
運用実績については「米国株式(S&P500)」が「元本200万円→運用益込300万円」、「全世界株式(オール・カントリー)」が「元本30万円→運用益込32万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子です。
「米国株式(S&P500)については、2020年のコロナショックまでは右肩上がりで上昇。コロナショック時は最高額から-20%まで下落するも含み益はマイナスとはならず、その後もホールドし続けた。約半年後には値を戻し、その後は右肩上がりを続け、毎年平均10%くらいの運用益が出ている」そう。
いっぽうで「全世界株式(オール・カントリー)」はまだ積立期間が短いものの、「2024年初めから右肩上がりで上昇。年初来+6%。給料から天引きで先取り貯金をしてそのお金で自動積み立てをしており、順調に資産が増えている」と説明されています。
31歳・年収400万円会社員男性の思う積立投資のメリットは?
常日頃から「支出を管理しており散財はしない」という投稿者。積立投資は性に合っていたようで、「投資を始めた5年前は資産は現金100万円のみだったが、投資を始めたことで430万円まで資産を増やすことができた。貯金をするだけでは実現しないスピードで資産額が増えていく」とコメント。また「積立投資は(一括投資とは違い)投資余力を残しながらの投資となるため、コロナショック時などの暴落の際も慌てたりせず投資を継続できた」のもメリットだったと語ります。
今積立投資を検討している人には、まず「生活費の半年分を貯めてから、それ以上貯まったお金で投資を行うことをおすすめする」と投稿者。「余剰資金で投資を行わないと、暴落時に狼狽売りすることになる」と、アドバイスを残されていました。
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