現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住77歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:77歳男性同居家族構成:本人、妻(69歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1200万円
現在の貯蓄額:預貯金50万円、リスク資産:2500万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金39年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):14万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金10万円
配偶者の年金や収入:年金200万円(年額)
「年金で生活できるが不足感が否めない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「なんとか生活できる金額なので一応は満足しているが、やや不足感もあり、どちらでもないと回答した」と語っています。
ひと月の支出は約「30万円」。夫婦の年金だけでは「年に1~2回足りない月がある」と回答されています。
「夫婦で年収2000万円以上あった時期も」
現在は完全リタイアしていて、年金で足りない支出については「貯蓄の取り崩し」で賄っているという投稿者。リタイア前は年収「1200万円」を得ていたそうで、「現役時代の私の年収に配偶者の年収も加味すればゆうに2000万円を超えていた時期も」あったそう。
今になって思えば「老後を考慮してもっと個人年金をかけることができたはず」と後悔を口にします。
「ぜいたくは敵という気持ちで日々生活」
年金生活での楽しみや喜びは何か、という問いには「特にはない」、いっぽうで、眼の衰えに「やや不安がある」と回答している投稿者。年金受給額については「もう少し欲しい気もあり」というのが本音の様子。
ただ、限られた中でやりくりせざるを得ないのも年金生活。「特にこれといった節約術はないが、ぜいたくは敵だという気持ちで日常を過ごしなんとか生活できるように心がけている」とコメントを残していました。
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