現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住69歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:69歳男性同居家族構成:本人、妻(67歳)
居住地:千葉県
年金受給前の雇用形態:会社経営者
年金受給前の年収:600万円
現在の貯蓄額:預貯金約4000万円、リスク資産約1300万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金49年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):6万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金47万円(年額)
配偶者の年金や収入:不明
「年金以外に役員報酬と売電収入も」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由は「給与があるので年金がカットされている」からとのこと。現在も会社役員として年間「576万円」の報酬を得ているほか、太陽光発電で年間約「280万円」の売電収入があると言います。
受け取った年金は全額投資に充てているとのことで、ひと月の支出「約25万円」はそれらの収入で賄っている様子です。
「投資の運用益が3年で280万円に」
年金生活で「特別な節約はしていない」そうですが、前述のように年金を投資に回して資産を増やす工夫をしているとのこと。「結果、運用益が3年で280万円に。特にコロナが終了したタイミングで余裕資金を投資したのがよかった」と満足のいく成果が得られている様子です。
2024年1月からスタートした新NISAの活用も考えているそうで、「年額360万円、5年で満額充当予定」と今後のプランを語ります。
「現役時代に投資を勉強していれば」
「現役時代は株投資は一切やらなかった」という投稿者。「66歳から少しづつ投資を勉強」していったそうで、「現役時代には銀行預金のみ。全く増えない。(当時から)投資を勉強して行っていれば良かった」と後悔を口にします。今や余裕資金での投資は年金生活での楽しみの一つ。そのほかにも「無線、プラモデル製作、サイクリング」といった、多彩な趣味を謳歌されているようです。
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