ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
52歳・年収650万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は兵庫県に住む52歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:650万円
世帯金融資産:現預金5000万円、リスク資産3500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・みずほUSハイイールドオープン Bコース/2012年から
・DIAM割安日本株ファンド/2018年から
・netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)/2020年から
2012年から10年以上、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
米国のハイイールド債(信用格付けが低い代わりに利回りが高い債券)への投資信託であるみずほUSハイイールドオープンに月3万円、日本のバリュー株に投資を行うDIAM割安日本株ファンドに月3万円、マイクロソフトやアマゾンなど米国のIT企業に投資するnetWIN GSテクノロジー株式ファンドに月5万円の積み立てをしているとのこと。
運用実績については、みずほUSハイイールドオープンが「元本約400万円→運用益込500万円」、DIAM割安日本株ファンドが「元本約300万円→運用益込600万円」、netWIN GSテクノロジー株式ファンドが「元本約100万円→運用益込200万円」と、それぞれしっかりと利益が乗っている様子。
「みずほUSハイイールドオープンは、開始から6年は順調に増えていたが、現在はマイナスではないものの以前ほどではない」と語るいっぽうで、「DIAM割安日本株ファンドは、日本株が好調なため開始時と比較すると2倍になった。netWIN GSテクノロジー株式ファンドは、積立額を増やしても良いと思うほど好調」と、2つの銘柄に関しては現時点でかなり満足できる結果を出しているそう。
「積立投資を始めて3年目にはプラス100万円、5年目には200万円と資産が増えていった」とおおむね順調だったようですが、一部「積立投資ではブラジルやインドネシア(関連のファンド)で損失が出ていたため、損失が出ているものについてはやめた」と、試行錯誤した経験についても説明されています。
52歳・年収650万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてみてよかった点は、「普通預金や定期預金などと比べて、引き出しに手間がかかるので、必然的にたまりやすい」ことだという投稿者。また「母が“がん”治療を行ったので、その際の医療費を負担するために引き出した」ことがあるそうで、コツコツと積み上げてきた資産は、実際に重要な局面で役立ったようです。
積立投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「あくまで余裕資金で積立投資を行い、少々の値動きで一喜一憂しないこと」とコメント。
新NISAについては、「つみたて投資枠、成長枠のいずれもMAXまで利用しようと考えています」と語られていました。
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