ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
36歳・年収370万円正社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は鳥取県に住む36歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:370万円
金融資産:現預金50万円、リスク資産216万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2019年から5年
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド/つみたてNISA:2019年から5年
2019年から約5年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はS&P500に「月1万7000円」、全世界株式に「月1万6000円」積み立てしているとのこと。
運用実績についてはS&P500が「元本約77万円→運用益込120万円」、全世界株式が「元本約69万円→運用益込96万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。
「S&P500に関しては、コロナショックにより運用益がマイナスになる期間が一定あった。コロナショック回復後は常にプラスになっており、現在は50%程度の運用益が出ている。全世界株式に関しても、コロナショックによりマイナスの運用益が続いていたが、コロナ回復後は常にプラスの運用益が出ている。現在は40%ほど」まで順調に伸びてきているとのこと。
資産が増えた要因は運用益だけではなかったようで、「毎月クレジットカードによる先払いの積立を3万3000円行うことで、知らない間に自然に資産が増えていった。残っているお金で生活するようになり、無駄な支出が減っていった」そう。
「投資を始めるまでは、頻繁にファッションや交際費にお金を使っていたが、投資を学ぶことで、お金の大切さがわかった」と説明されています。
36歳・年収370万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「銀行の普通預金に眠らせていてもほとんど増えなかったお金が、つみたてNISAに回すことで、どんどんとお金が増えていってよかったと思います。物価高にも対応できている」とコメント。いっぽうで、前述のようにコロナショックを経験した際は「経済が先行き不透明となり、マイナスの利益を見るたびに解約したいと思っていた」と振り返ります。
これから積立投資を始める人へのアドバイスとして、「絶対にNISAは始めたほうがよいです。現金のみで資産を持つだけではインフレや物価高に対応できません」と語る投稿者。
新NISAがスタートした現在も「つみたてNISAのままの設定を継続中。つみたて投資枠3万3000円」とスタンスを変えず、「成長投資枠は利用なし」と語られていました。
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