理屈では測れないリアルな失敗エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
投資の失敗エピソード・回答者プロフィール
年齢性別:52歳男性同居家族構成:本人、妻(50歳)、長女(20歳)、長男(18歳)
居住地:東京都
お仕事:公務員
世帯年収:本人1100万円、配偶者700万円
世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産800万円
投資を始めた年齢や時期:22歳(1993年)
■リスク資産内訳(※詳細が不明なものも原文ママ記載)
・個別株400万円
・REIT400万円
「損益通算できないNISAの枠でレバナスに毎日投資」
「2021年の夏頃」からNISAの枠で始めたレバナス(※NASDAQ100指数に連動したレバレッジ商品)への積み立てで失敗をしてしまったという今回の投稿者男性。「3万8000円ぐらいの時に毎日積立を始めたのですが、当初の積立額が大きく、途中で買い増しするのが苦しくなり」と話が始まります。
翌年から下落相場に。「ナンピン(平均購入単価を引き下げるためにさらに買い付けること)しても単価が3万3000円ぐらいまでしか下がらず、長い間含み損に悩まされました。しかもNISAで積み立てていたので損失も他の銘柄と通算することもできず最悪でした」と、かなりつらい思いをしたことを告白。
「その後、何とか頑張って買い増しして買い付け単価を下げていっているうちに、最近ようやく持ち直したので、やれやれ売り。そうしたらまた上がり出して……ということで裏目続きです」と悔しさを口にします。
「自身の性格を考えず動画を鵜呑みにしてしまった」
「最後は数万円のプラスで何とか終了」できたという投稿者。失敗の理由について「NISAの枠は年初に使い切るのがいいんだ、ということをYouTuberの人が言っている動画があり、それを鵜呑みにしてしまったこと」とコメント。
元々「リスク回避の意識が高い」性格だそう。にもかかわらずレバレッジをかけて一気に投資を行ってしまったことで含み損に耐えきれなくなってしまったようです。
「このままどんどんレバナスが下がったらどうしようと不安になりました」と当時を振り返ります。
「ナンピン用の資金を常に確保し投資に臨む」
ただ、今回の失敗から学んだことは、情報を鵜呑みにしないことというよりも資金管理にあるといいます。「ナンピン資金を十分確保しておき、下がった時でも平均購入価格を現在価格のマイナス3割ぐらいまでに抑えることができていれば、いつか吹き上がってプラスにはなるのだと思いました」と上昇相場の今、感じているそう。
そのため現在のスタンスも「ナンピン資金を一定キープしつつ、新NISAで全力投資」とのこと。
「ナンピンをしっかりやれば長期ではきっと勝利します」とコメントを残されていました。
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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします