ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
44歳・年収700万円正社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は北海道に住む44歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(43歳)、子ども(12歳、9歳)
■金融資産
世帯年収:本人700万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産400万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2020年から
・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス:2020年から
2020年から約4年間、つみたてNISAでS&P500に「月3万3333円」、特定口座でNASDAQ100に「月1万6667円」積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
運用実績については、S&P500が「元本約200万円→運用益込250万円」、NASDAQ100が「元本約100万円→運用益込150万円」と、着実に利益を生み出している様子。
「S&P500およびNASDAQ100ともに、2022年までは順調な伸びを示しましたが、2022年1月をピークとして、それ以降は下落を続けました」と苦しい時期もあったそうですが、その後の経過については「運用益がマイナスに推移した時期を乗り越え、現在は右肩上がりで成長を続けています」と説明されています。
44歳・年収700万円正社員男性 の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
現時点での成績には満足しており、「ドルコスト平均法でインデックス・ファンドを買い続けることで、大きな損失なく着実に資産が積みあがっていったので、(積立投資を)始めて良かったと感じます」と振り返る投稿者。実はリターンの高さから「レバナス(※NASDAQ100指数に連動したレバレッジ商品)への定期積立を行っていた時期がありましたが、ボラリティー(※価格変動)の波に耐え切れず、含み益が出ている段階で逃げました」といった経緯も。そのため「個別銘柄には手を出さず、(レバレッジをかけない)インデックス投資を続けることが自分にとっての最適解だと思います」と、今後も安定した投資方法に絞る方針を示されていました。
また「(積み立てた資産は)定年まで保有し続けて、定年後は4%ルール(※毎年リスク資産からの受け取りを4%未満として生活費に充てる考え)で引き出す予定」と、資産を引き出す時期やペースについても既にイメージを固められている様子。
新NISAについては、「基本的に余剰資金をすべて入れます。保有銘柄はS&P500を8割と、NASDAQ100を2割のバランスで考えています」と語られていました。
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