ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収430万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は千葉県に住む35歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(35歳)、子(11歳)
■金融資産
年収:430万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金250万円、リスク資産100万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・つみたて先進国株式:2020年6月から2023年10月
・つみたて日本株式(日経平均):2020年6月から2023年10月
・つみたて米国株式(S&P500):2023年10月から継続中
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
月々の投資額を尋ねると、つみたて先進国株式は「月5000円スタート。半年後、月1万5000円に。ボーナス月は3万5000円/年2回」、つみたて日本株式(日経平均)は「月5000円スタート。半年後、月1万円に。ボーナス月は3万5000円/年2回」とし、これを2023年10月まで継続したとのこと。
2023年10月以降は投資対象をつみたて米国株式(S&P500)に移し、「月2万5000円スタート。ボーナス月は7万円/年2回」積み立てているといいます。
運用実績についてはつみたて先進国株式が「元本約50万円→運用益込60万円」、つみたて日本株式(日経平均)が「元本約35万円→運用益込40万円」で、現在は保有のみだがそれぞれ18~23%程度の評価損益が出ている様子。
つみたて米国株式(S&P500)はまだ積み立てを始めたばかりではあるものの「元本約7万円→運用益込7万5000円」と利益が出ているようです。
「老後のための資金作りを目的としているため、今は資産を蓄えることで、金額はそこまで気にしていません。しかし、始めて3年が経過し15万円程のプラスになっています」と説明されています。
35歳・年収430万円会社員男性の思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
積立投資を始めてよかった点として、「毎月少額で取り組めることです。収入が少ない私にもコツコツと貯めることで、貯金では体感できない、プラス域になっていくと思いました。もちろんマイナスになることはありますが」とコメント。一方で、「始めて1年間ほどは少額でもマイナスになると、不安がありました。つみたて日本株式(日経平均)は伸び悩み、やめようと思いながらも継続していました」と話し、「今は(積み立てを)やめて良かったと思っています」と振り返ります。
また、マイルールとして「老後までおろさない。積み立てを継続する。ということだけは決めています」と話す投稿者。「老後の資産を貯金だけで行うことは難しいため、積立投資は必要」と感じているといいます。
新NISAについては、「地銀の担当の方が親切に投資信託について説明して頂いたこともあり、地方銀行で始める予定です。ネットなどでは、ネット証券がおススメと書いてありますが、私のように知識の少ない人には対面できる銀行も良いと思います」とのこと。
投資銘柄は「米国株に集中投資する予定です。金額は毎月3万円、ボーナス月10万円/年2回の積み立てを行う予定」と話す投稿者。最後に「65歳(退職)まで約30年あります。老後の生活が充実できるように今のうちに蓄えていたいと思います」と語られていました。
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