現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、静岡県在住62歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:62歳男性同居家族構成:本人、妻(64歳)
居住地:静岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:800万円
現在の貯蓄額:預貯金約2500万円、リスク資産約350万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金基金、日本自動車部品工業企業年金基金(年数不明)
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):0円老齢厚生年金(厚生年金):0円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):日本自動車部品工業企業年金基金5万5000円
配偶者の年金や収入:パート収入90万円(年額)
「全てに対して不足している」
現在の年金額について「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「全てに対して不足している」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「無理をして体を壊して雇用延長を辞退することに」
年金で足りない支出については「貯蓄から月5万円ずつ引き出し」をしているそうです。年金以外の収入については「なし」とのこと。
現役時代の後悔に「仕事をほどほどにすればよかった。無理をして体を壊して雇用延長を辞退することになった」とあり、続けたくても続けられなかった様子。シニアになっても仕事を続けるためにはまず健康であることが何より重要であることが伝わってきます。
「蓄えを減らす日々は寂しい」
まだ企業年金のみを受給している段階のため「年金生活と考えてはいない」という投稿者。とはいえ現段階から日々の生活はかなり節約をしているとのことで「支出をしない生活を心掛けている」「極力外出しない」とコメント。
それでも「どうしても光熱費や食費を使う」ことは避けられないため、「預金の取り崩しは辛い。蓄えを減らす日々は寂しい」と年金生活の不安について答えていました。
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