現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大分県在住70歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:70歳男性同居家族構成:本人、妻(67歳)
居住地:大分県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:850万円
現在の貯蓄額:預貯金約1500万円、リスク資産約600万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金10年、厚生年金30年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万5000円老齢厚生年金(厚生年金):12万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金120万円(年額)
配偶者の年金や収入:国民年金75万円、厚生年金45万円、ランドリールーム収入110万円(年額)
「年金額に満足している」
現在の年金額について「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「生活に何の不足もない」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金で「毎月賄えている」と回答されています。
「現役時代の経験を活かし個人事業主として」
年金以外の収入について「農業所得80万円」と回答されている投稿者。またそれ以外にも、収入額は不明ですが「現役時代の経験を活かして個人事業主として労働災害防止講習の講師を月10日程度」行っているそう。年金以外の収入源をしっかりと確保しているところが、精神的な余裕に繋がっている様子が伺えます。
「家内と2人で出掛けるのが何よりの楽しみです」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いに「特にありません」と回答した投稿者。現在の年金生活の不安も「特にない」と言います。
一方で、年金生活の楽しみとしては「家内と2人で車中泊の旅、4泊5日程の旅に毎月出掛けてます」と回答。
「桜前線を追ったり、紅葉を追いながら温泉やら海鮮やら家内と2人で出掛けるのが何よりの楽しみです」と残されていました。
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