現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性同居家族構成:本人、妻(67歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:教職員(私学)
リタイア前の年収:800万円
現在の貯蓄額:預貯金約2200万円、リスク資産約500万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金37年、厚生年金1年、私学共済26年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):8万円老齢厚生年金(厚生年金):9万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険10万円
配偶者の年金や収入:年金約100万円(年額)
「案外仕事頑張っていたのに、少し苦しい金額」
現在の年金額について「満足していない」と回答した男性。その理由として「案外仕事頑張っていたのに、少し苦しい金額。もう少し、余裕のある金額をもらいたかった」と語っています。一方で月の支出は「約18万円」。年金の範囲内で支出を賄えているかという質問には「毎月賄えている」と回答。年金受給額に対して支出をコントロールできている様子です。
「節約以上の方策なし」
年金で足りない場合の補填方法として「貯蓄の切り崩し。ポイ活収入」と回答した男性。年金以外の収入に関しては「副業は無し」とのこと。そのため「節約以上の方策無し。入りの金額に応じた支出策しかない」と常に節約を心がけているそうです。
「長生きするほどお金がかかるため長生きできない不安がよぎる」
年金生活での楽しみとして「現役時代・子育て時代にできなかった、夫婦旅行(今までの妻へのお礼も込めて)」が挙げられています。一方で現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことは「投資や個人年金の活用」だと言い、現役時代からの備えの部分で後悔がある様子。
「長生きすればするほどお金がかかるので、長生きできない不安がよぎる。預貯金や資産運用にも限界がある」と不安を述べられていました。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません