時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
50歳・資産2080万円女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は京都府に住む50歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
子1人と2人家族
■金融資産
世帯年収:1500万円
世帯金融資産:現預金80万円、リスク資産2000万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・純金積み立て:2005年~継続中
・純銀積み立て:半年~継続中
・純プラチナ:2005年からスポット買い継続
・ロボットアドバイザー:半年~継続中
・つみたてNISA各種:1年前(中断、売却)
・iDeCo:3年前~継続中
30歳の頃から約20年間、純金積立を続けてきたという今回の投稿者。
積立額は「純金積み立て月3万~10万円、ロボットアドバイザー月1万~10万円、iDeCo月2万円。NISAはやっていない」と言います。
運用益については、抜粋すると
・純金積立:元本600万円→1400万円
・純銀積立:元本47万円→50万円
・純プラチナ:ゼロ(継続)
・ロボットアドバイザー:240万円→250万円
・日本株:200万円→140万円(※個別株)
とのことで金は2倍以上になっている様子。
「インフレヘッジ以上のことを考えていなかったので、金高騰には驚いている」とコメントされています。
50歳・資産2080万円女性の思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
純金積立歴が長い投稿者。ふるさと納税でも一工夫しているとのことで、「ふるさと納税では金アクセサリーを選んでいる。最近、納税額が値上がりしたのでしめしめと思っている」とコメント。一方で家の購入時や住宅ローン返済、子どもの進学時に換金しているそうで「金積み立てでは、価格が上がってはローン返済に充てていたので、もうすぐローンが終わるが後悔先に立たず」と換金をもう少し待てばよかったとも。
また「iDeCo、NISA、金積み立てといろいろ始めたら訳が分からなくなったため売却して整理した。キャンペーンに乗っかっていろいろな証券口座を作ってしまい多すぎて閉鎖した」点も失敗談として回答。
これから積立投資を行う人へのアドバイスとしては、「まずは+5%(インフレヘッジ)を目指す。国の支援があるものには乗っかること。今からでも金は積み立てる価値がある。ロボットアドバイザーは初期からポートフォリオが完成するのでおすすめです」とのこと。
なお新NISAが始まってからは、「月10万円を新NISA、月2万円をiDeCo、月8万円を金と銀。NISAはロボットアドバイザーが頑張る」と計画しているようです。
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