ここではAll Aboutが9月から募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金に対するさまざまな悩みを紹介。
親との向き合い方に悩まれている方にとって、何らかの参考になれば幸いです。
52歳女性の親の金銭感覚が不安な理由
今回は東京都に住む52歳女性の親の金銭感覚に不安を覚えたエピソードを見ていきます。東京都住み52歳女性のプロフィール
■金融資産
投稿者本人の世帯年収:本人なし 配偶者950万円
投稿者本人の世帯金融資産:現預金8000万円 リスク資産なし
■両親との同居状況
別居
■ご両親の性格
父:他界
母:「心配症。過保護。自己評価が高く他人の悪口ばかりいう。同性が大嫌い。若くてハンサムな男性が大好き。倹約家。自分の手作りの料理を振る舞うのが好き。その料理を食べない人間が大嫌い」
■親との会話
親と相続の話:したことがある
親と介護の話:したことがある
親の年収や年金受給額:知っている
親の資産額:知らない
80代の母親の金銭感覚と今後の介護に不安があるという今回の投稿者。
「母はかなりの倹約家。よって買わない生活。自家菜園やご近所友達とのおしゃべりが何よりも好きで洋服も手作り。お金がいらない生活なのでいざ病気や入院、介護となるとどのくらいの規模のお金がいるのかわかっていない。正直こわいです」と始まります。
倹約家のため「年金なんていらないなどと言う。支出なんてないなどと言う」そうですが、一方で「電気代が月6万円といい、68万の太陽光パネルの発電機を購入したり、ヤフオクで10万円のカラオケ機器を即買いして集会所にもっていくなど、見え張り消費がこわい」と浪費家の一面も。
そんな投稿者の母は「老人ホームに行き優雅に死ぬこと」を日々口にするとのこと。
「『ホームにいく』といつもいいます。旅先のように。いくらランニングコストがかかるのか。年金がいくらとか言わない。株の運用をしているが、暴落した時だけ何か弱気になるけど、調子がいいとなにも言わない」と娘として不安になるそう。
「衝撃と言えるかわかりませんが『老人ホームに行くと幸せになる』信仰がこわいです」と続けます。
52歳女性が両親の状況を見て学んだこととは?
「人それぞれどう死んでいくかわかりませんから解決策はありません。年寄りの言葉を否定しても責めても、そこにはなにもないです。自分が情けなくなるだけです」と諦め気味の投稿者。それでも親の状況から学んだこととして「生活コストを見直し下げる。健康管理」だと言います。
また「母のようにご近所さまに恵まれたいので、早く終の住処を見つけてそこで安住して、中高年の間はご近所さまへボランティアをしてつながりを作りたい」とも。
最後に「税金が高すぎる。円が弱く海外旅行へおいそれといけないのかしらと思う。長生きが怖いです」とコメントされていました。
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