ここではAll Aboutが9月から募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金に対するさまざまな悩みを紹介。
親との向き合い方に悩まれている方にとって、何らかの参考になれば幸いです。
51歳男性の親の金銭感覚が不安な理由
今回は福井県に住む51歳男性の金銭感覚に不安を覚えたエピソードを見ていきます。■金融資産
投稿者本人の世帯年収:650万円
投稿者本人の世帯金融資産:現預金100万円、リスク資産200万円
■夫の両親との同居状況
同居・別居
■父親の性格
父:「頑固、昭和生まれで自分の母親(明治生まれ)に亭主関白になるべく育てられた(長男)」
■親との会話情報
親と相続の話:話したがらない
親と介護の話:話したがらない
親の年収や年金受給額:聞いても教えてくれない
親の資産額:聞いても教えてくれない
81歳の父親の金銭感覚に不安があるという今回の投稿者。
「父親81歳。昨年母が他界したが父は昭和生まれでほとんど家事をしたことが無かった。自炊をするようになったがとにかく節約という意識がない」と始まります。
「食べたいものを買う。割高、旬ではない、関係なし。また、買いすぎて腐らせることも多い。胃薬用の重曹をタケノコのあく抜きに使う。なんでもかんでも味が濃い&野菜を食べない。レタス1枚など少しの野菜で『頑張って食べてる!』と猛烈にアピールする。年のせいか便秘であるが(マグネシウム常用)それが野菜やキノコ・海藻を食べていないことと理解しない(何度も説明している)」そうです。
また「骨董品はヤフオクでがらくたを買うのをやめられない。カレーに国産和牛の肉を使う(後で懇々と説明した)のに焼き肉には一番安い噛み切れないような肉を買う。この矛盾に気づかない。お刺身の場合、油の乗ったハマチなどが好きなため、焼き魚にブリ、ハマチを買うが調理の仕方がわからずそのまま焼く。カレーにコクをだすためマヨネーズを大量にいれる(白い塊がいっぱい)。カレーが簡単と思うのか頻繁に作るのはまだ良いが、煮詰める時間が待ちきれずいつもジャガイモがジャリジャリ。にんじんは硬い」と悪戦苦闘ぶりをコメントされています。
51歳男性が父親の状況を見て学んだこととは?
「3歩譲ってこちらが大人になってとにかく努力は認めつつ」いろいろなアドバイスをしているという投稿者。「きゅうりは90%が水分で、いくら食べても栄養はほとんどない。年を取って食べる量が減るから、いかに栄養価の高いものを食べるか。コレステロールにこだわらず、筋肉を維持するため食べる必要があること」など父親の食生活を気遣っている様子がうかがえます。
ご自身は「コロナもあり、在宅勤務ができる体制ができたため可能な時は在宅し晩御飯を作るようにしている」とのこと。
また、自分が親の年齢になるときまでに準備しておきたいことには「筋肉の維持と運動」と回答。
「自分は出来る限り仕事を続けていきたいと思っている」とコメントされています。
※親の金銭感覚にまつわるエピソード募集中です
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません