定番「タック入りワイドパンツ」をはくときにNGな着こなしは?
タックが入ったワイドパンツは、この秋冬シーズンも引き続き一大トレンド。脚のラインもカバーしながら下にタイツ等も重ねてはくことができるので、寒くなっても頼れるボトムスですよね。そんなタック入りワイドパンツですが、実際にはくと太って見えたり、どこか古く見えてしまったり……という一面も。できれば避けたいNGコーデと、すっきり今っぽいOKコーデをご紹介します。
「タック入りワイドパンツ」の3つのNGコーデ
NG1. 「マンネリ化」して見えるコーデ
NG2. ウエスト位置が分からない!? 「重心が下がりがち」コーデ
NG3. 「おじさん風スラックス」に見えてしまうコーデ
NG1. 「マンネリ化」して見えるコーデ
「タックパンツ」「タックワイドパンツ」と呼ばれるパンツは、フロント部分に1本、または2本のタックが入っていて下腹部まわりにゆとりがあるため、はきやすさが抜群! さらにセンタープレスのラインがすらっと見せてくれて、体型カバーにも効果的なパンツなのです。ただ、パンツ自体がマニッシュな雰囲気で存在感があり、ついシンプルなトップスを合わせやすいことからも、結果として似た着こなしの人を多く見かけやすい、という一面も。
また数シーズン前から人気のある形なので、どのプチプラブランドでも必ずといっていいほど販売されていて、見慣れている分、少々マンネリして見えやすいということもあるかもしれません。
■OKコーデにするには いつもの着こなしとイメージを変えたい時は、トップスに目立つカラーを持ってきて、メリハリをつけるのが簡単で効果的です。
特に写真のようなグレーのパンツは、トレンドカラーでもあり一番よく見かけるアイテムだからこそ、こちらの着こなしのようにきれいなイエローを合わせてコントラストをつけて。そしてニットではなくスウェットを選ぶことで、カジュアルダウンした着こなしになり、どこかリラックスしたムードで、抜け感のあるコーデに仕上がります。
NG2. ウエスト位置が分からない!? 「重心が下がりがち」コーデ
ワイドパンツは筒の部分が太く、気になるヒップまわりや脚のラインを拾わないのがメリットですが、その分、下半身にボリュームが出てすとんと落ちるような太めのシルエットになります。そこにトップスまでゆったりとしたものを着てしまうと、ウエストの位置が分からなかったり、脚が短く見えてしまうことも。■OKコーデにするには パンツがゆったりとしていて視線が集まりやすいため、トップスはコンパクトな方がベター。ですが「あまりフィット感の強いトップスは着られない」という大人の女性も多いですよね。
そんな時はアレンジが可能なカーディガンが便利。写真のようにカーディガンの一番下のボタンを開けておくと、身頃が多少ゆったりとしていてもウエスト位置が高く見えるため、脚長効果がアップします。
NG3. 「おじさん風スラックス」に見えてしまうコーデ
ゆとりのある形で、どんな人も取り入れやすいアイテムですが、男性スーツのパンツのようなシルエットにも似ていますよね。そのせいか、「おじさんっぽく見えている気がして、おしゃれに着られない」「きれいめにまとめたつもりが、堅苦しく見えたり、着られている感が出てしまう」というお悩みが寄せられることも。
■OKコーデにするには もともとメンズライクな雰囲気が強いからこそ、大人の女性がおしゃれに着る場合は、色合いを明るくしたり、フェミニンな印象の素材を合わせるのがあか抜けて見える近道です。
例えば写真のようにホワイト系のワントーンコーデにまとめてみたり、トップスに流行りのシャギーニットを持ってくると、トレンド感に女性らしさがプラスされます。
また、タックワイドパンツにユニセックスな大きめのバッグを合わせると、重心が下がって見えるうえ、どうしてもメンズっぽさが強調されてしまいます。写真のコーデのように女性らしいミニバッグで、目線を上に持ってくるのもバランスよく見えるコツです。
OKコーデを参考に、タック入りワイドパンツを着こなしてくださいね!
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