ここではAll Aboutが9月から募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金に対するさまざまな悩みを紹介。
親との向き合い方に悩まれている方にとって、何らかの参考になれば幸いです。
23歳女性の親の金銭感覚が不安な理由
今回は神奈川県に住む23歳女性の親の金銭感覚に不安を覚えたエピソードを見ていきます。■金融資産
投稿者本人の世帯年収:350万円
投稿者本人の世帯金融資産:現預金150万円、リスク資産なし
■両親との同居状況
別居
■ご両親の性格
父:「楽観的でなんとかなると思っている。老後はできれば仕事を続けたくないとのこと」
母:「面倒くさいことが嫌いなタイプで問題を先送りしがち。楽観的な面では父と似ている」
■親との会話情報
親と相続の話:したことはない
親と介護の話:したことはない
親の年収や年金受給額:知らない
親の資産額:知らない
50代のご両親の金銭感覚に不安があるという今回の投稿者。
「私も独立し両親は二人で生活しています。これまで教育にもお金をかけてもらっていたので、これから老後の生活費や貯蓄を考えているようです」と始まります。
しかしながら「父は欲しい車があり、去年家族に相談せずに購入(500万円程度)。子育てが終わったので自分の好きなことをしたいとのこと。母は友人との旅行(都度5万~10万円)など、貯蓄しているようには思えず、両親の老後資金が心配です。住宅のローンも残っているようなので両親の金銭事情が心配です」とのこと。
また「『子が親の財布事情に口をだすな』と言われたこと」も衝撃だったと言います。
23歳女性が両親の状況を見て学んだこととは?
「心配ではあるが、親の懐事情なので口出しできない」と語る投稿者。「『ローンが組めたから大丈夫』と貯蓄が出来ていないにもかかわらず楽観的であったため老後資金は大丈夫か聞いたが気にも留めていなかった」そう。
そのため「これ以上話してもしつこいと怒りだすのでいつも通りに接している」とのこと。
「あまりに干渉しすぎるのもお互いにストレスになるため現状維持。もう少し時間が経過し、生活が変化してきたときに改めて両親の老後について話したい。本当なら、楽観的にならず、今から先の物事を考えてほしい」と投稿者は子どもの立場から親のことを真剣に考えている様子がうかがえます。
親の状況から学んだこととしては「子育てが終わって一区切りも重要だが将来の年金もあてにできないため、自身の資産を育てていきたい。過度な贅沢をせず余裕をもって日々の生活を送るようにしたい」と回答。
最後に「自分に介護が必要になっても身の回りを賄える程度の貯蓄を形成するにはどう貯めていけばよいか不安。仕事だけで賄えるものではないので保険や投資を交えて資産を積み上げたい」とコメントを残されています。
※親の金銭感覚にまつわるエピソード募集中です
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※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません