ここではAll Aboutが9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組まれているのかを紹介。
他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みるきっかけになると幸いです。
62歳・資産7000万円女性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は鹿児島県に住む62歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
夫と二人暮らし
■金融資産
世帯年収:本人650万円、配偶者350万円
世帯金融資産:現預金3000万円、リスク資産4000万円
■リスク資産の内訳
NISA:760万円
日本株:2000万円
投資信託:1200万円
ロボットアドバイザー:50万円
25歳から40年近く投資を続けてきたという今回の投稿者。
「資産運用をしようと考えたきっかけは『NTTの民営化』だが、実際にはNTTの株は購入していない。ふだん利用している私鉄の株を購入した。現在、+50%で、無料乗車券を利用している」そう。
また「上記のように株主優待を中心に考えている。昨年から今年、株主優待のない商社株は値上がりしたところで売却した。下がったら買って、上がったら売るとシンプルに考えている」とコメント。
62歳・資産7000万円女性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・60歳までは仕事が忙しかったのでほぼ放置
だったとのこと。
「運よく値上がりしたものが多く株主優待を楽しんでいる。外貨建(ドル建)の投資信託は運よく+100%となっており売却時期を検討している」。また「運用益を見ると全体で+40%程度の様子。これまでに自宅を新築したし、車も3~4年ごとに新車を購入できている」とほったらかしだったことがうまくいった秘訣と語ります。
62歳・資産7000万円女性の今後の運用目標は?
「売る時は上がった時」と語る投稿者。「下がった時に売らないこと。電力株、小売業株など下がったが、ガマンして保有していたらまたプラスになっている」。また「会社をよく調べて、利用したい会社かどうかが一番の基準。少しくらい下がっても自分が利用する会社ならあまり気にならないから」とも記載。
加えて「少額から始めて時間をかけて自身のスタイルを確立すること。他の人の逸話やアドバイスは自身に取り入れられること、納得できること以外は聞き流す」ことが良いとも。
最後に「インフレで現金の価値は目減りしていくので、投資は必須だと感じている。株を購入するという視点から企業を見るようになり、視野が広がった。日本の企業がいかに男性に、かつ年寄りに支配されているか(経営体制から)、など問題点もよく見えるようになった」とコメントされていました。
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