他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みるきっかけになると幸いです。
46歳・資産1億2000万円男性の資産運用のきっかけと取り組み方
通帳を見る男性
■家族構成
独身
■金融資産
世帯年収:本人750万円
世帯金融資産:現預金2000万円、リスク資産1億円
■リスク資産の内訳
日本株 : 2000万円
先進国株:2500万円(NISA:500万円、企業型DC:500万円含む)
コモディティ : 800万円
国内債券:1500万円
先進国債券:1000万円
REIT : 400万円
外貨建て生命保険 : 1300万円
その他:50万円
20代前半から20年以上投資を続けているという今回の投稿者。
「親が投資をしていたため、社会人になったら当たり前のように証券会社に口座を作成して株式投資を始めました」
ただし「2020年までは自己流で投資して失敗」してきたそうで「2020年のコロナショック時に勉強し」「資産運用の90%はアセットアロケーション(運用するお金をどんな金融資産にどのぐらいの割合で配分するか)で決まるということを身に着けた」ことで資産がどんどん積みあがっていったと言います。
46歳・資産1億2000万円男性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・資産全体の70%が日本円だったため日本円ベースの資産と米ドルベースの資産を50:50にしようと計画
・先進国株式の割合を増やすため手取り給料の1.5倍をS&P500の投資信託で積み立て
・2021年に少しずつ日本円を米ドルに両替
・2021年末に日本円ベースの資産と米ドルベースの資産が60:40になる
・2022年の3月頃に逆金融相場対策としてCFDでNASDAQをショートして資産の下落をヘッジ
・一方円安ドル高が進んだため円ベースでの資産は増加
・米国の金利が上昇したので米国債や社債の割合を増やす
を実践したとのこと。
現在は「自分が理想とするポートフォリオに近づいているので、市況によって高くなったアセットを売って安いアセットを購入するというリバランスをする程度です」とのこと。
「景気のフェーズ(金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場)や中央銀行の政策、金利を意識して、アセットをリバランスすることがうまくいった原因だと考えています。ここ2~3年は毎年、約10%ずつ資産が増えています。給与所得を含めると3年で資産が約50%増えました」とコメントされています。
46歳・資産1億2000万円男性が重要視する投資ルールとは?
「私の投資ルールは『長期投資で社会に必要だと思った企業の株式のみを購入すること』です。それ以上に『資産運用の90%はアセットアロケーションで決まる』ということを基本にしています」とする投稿者。また「種銭は労働所得で作る。景気のフェーズ(金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場)や中央銀行の政策、金利を意識して、アセットをリバランスする。今、高くなっているアセットを売って、安いアセットを購入する。上記を地道に繰り返すことが大事」「マクロ経済を勉強すると大きな失敗を避けることができる」ともコメント。
なお、資産が増えた今でも「生活レベルは変わっていません。ただ、今仕事を辞めても経済的に働く必要はないため「つらければ、いつでも仕事を辞められる」と思えるため精神的に楽になりました」と心境を語っています。
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