ここではAll Aboutが9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組まれているのかを紹介。
他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みるきっかけになると幸いです。
42歳・資産1350万円女性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は岡山県に住む42歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
夫と子3人
■金融資産
世帯年収:本人50万円、配偶者650万円
世帯金融資産:現預金150万円、リスク資産1200万円
■リスク資産の内訳
NISA:1200万円
資産運用のきっかけは保険セールスだったと語る今回の投稿者。
「約10年前、子供の学資保険を相談したところ、保険のセールスマンに変額保険を勧められ、72の法則の説明を受ける。期待せず変額保険加入」。
その後「子供も小さく働きに行けなかったこともあり、お金の本を読み漁る。結果どの本にもお金に働いてもらうということが書かれてあった。変動保険金額(※原文ママ)も何度か減額。本当にお金が増えたりすることを実感。ちょうど現金で300万円貯まった頃、資産計画をたてNISAで実践した」と書かれています。
42歳・資産1350万円女性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・月に3万円+ボーナスの一部を証券口座に移す
・投信、ETF、日本株など購入
・NISA口座でひふみ投信を月3万~8万円購入
「当初はNISAに満額600万円×2口座(子供の学費3人分1200万円)。今は1500万円を目標に頑張っています。3カ月分の生活費を記録し(結局毎月書き続けていますが)一カ月の平均を出し、可能な貯金額を出しました」とのこと。
またNISA口座が満額になったため「今は新NISAが始まるまで日本株の現物を気が向いたら売ったり買ったりしています。また、2倍になった投信は徐々に解約して新NISAの資金にするつもりです」とコメントされています。
42歳・資産1350万円女性の運用をして良かったこと悪かったこと
貯蓄や資産運用の習慣がついたことで資産を増やすことができた投稿者。「お金の心配があまりなくなった。丁寧にお金を使うようになり、質素だけど豊かな生活になっている。無理に働かずに家族との時間を大事にできている。1000万円を超えたら気持ちに余裕ができた」そう。
さらに、「経済ニュースを見たり聞いたりするようになったので社会や政治にも関心が行き世界が広がったような気がする」とも語ります。
一方で失敗した点に、「コロナ禍で現物株取引に夫婦で挑戦しましたが塩漬けになっていたり、時間をかけたのに結果プラマイ0だったり」したことを挙げており、「投機はしない。信用取引、FX、仮想通貨はしない。株を買うなら持っていても後悔しないような好きな会社を買う。基本、長期投資でゆるく資産形成する」ことを肝に銘じているそうです。
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