ここではAll Aboutが9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組まれているのかを紹介。
他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みたりするきっかけになると幸いです。
56歳・資産1億2500万円男性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は、京都府に住む56歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
妻と二人暮らし
■金融資産
世帯年収:本人50万円(自営業)、配偶者700万円
世帯金融資産:現預金4500万円、リスク資産8000万円
■リスク資産の内訳
iDeCo:約500万円
ロボアドバイザー投資:約4,000万円
日米株式:約1000万円
国内投信:約2000万円
国内債権:約300万円
その他:約200万円
投資歴自体は10年未満だという今回の投稿者。
「現預金だけが増えたためにバカらしくなり、投資を始めたのが2018年頃です。投資とは具体的にどのような活動なのかがイメージできていなかったので、目標は特に決めずに開始しました。普通預金に預けている事がバカらしい(実質的に損をしている)との考えで、現金の預け先を変えてみる、という程度の考えで開始した」とのこと。
56歳・資産1億2500万円男性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋すると、・運用開始当初は大手証券会社に相談をし投資信託を2種類購入
・お試しとして日米株も1銘柄づつ少額(合計300万円程度)で購入
・そのすぐ後くらいに、ロボアド投資も500万円くらいからお試しとして開始
・2020年初旬の株価下落時に、安い時に買おうと思い、10銘柄くらいの日米株を購入
とのこと。
また、「現在は、ある程度利益が出た時点で株式を売却し、それをロボ投資(ロボアド)に振り替えるという運用を行っています。それが一番ラクで効率が良いという事が、数年の経験で感じたところであるためです」。そのため「個別株の買い増しを行うつもりはあまりなく、ロボアド投資への増額(株式売却益を)、および、その他の現在保有する投信の行方を見守るつもりでいます」と運用方法やスタンスを説明されています。
56歳・資産1億2500万円男性が投資で痛感していることは?
運用の工夫が見える投稿者。一方で後悔や失敗もあると言います。「もっと早い時期に運用を開始すべきだったと痛感しました。自分の金融資産を細かく把握するようになり、長期にわたる(資産の増減に関する)人生設計がかなり明確になりました。夫婦共に散財するタイプでは無いので、ひょっとするとお金を使いきれずに死ぬ事になるのかもしれないと思う事もあります」とコメント。
また「営業マンの説明を聞いただけで内容についてよく検討せずに購入してしまった投信があり、かなりの値下がりをしています(現在、半値程度)。購入後、2~3ヶ月でその担当営業マンは退職をしたので、急いで売りたい理由が何かあったのかな?と思わなくもありません」とのこと。
今では「他者から勧められた商品を購入するのはやめようと決めました。他者に相談するにしてもまずは自ら選び、その商品の内容などを他者に相談してから決める、という流れにしています」との考えになったそうです。
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします