ここではAll About編集部が9月から募集している「家計改善の成功体験エピソード」から、家計改善に取り組むきっかけとなった出来事やその過程を紹介。
色々な方の家計改善エピソードを通して、ご自身の家計を振り返る参考になると幸いです。
52歳・資産2000万円のシングルマザーが家計改善に取り組んだ理由
■家族構成
子3人（全員成人）
■金融資産
世帯年収：本人700万円
世帯金融資産：現預金1400万円、リスク資産600万円
■月の支出
住居費：15000円
食費：40000円
家事生活費：10000円
水道光熱費：20000円
通信費：10000円
子の教育費：0円
趣味教養娯楽費：10000円／英会話やバンド活動など
小遣い：15000円
保険料：5000円
投資額：45000円
その他の支出：医療費10000円、交際費5000円、特別費積み立て50000円など
■家計改善のきっかけと目標
きっかけ……友人の「お金貯めている」という言葉に衝撃を受けたから
目標……段階的に目標を設定してきた
今回の投稿者は52歳のシングルマザー。3人のお子さんを成人になるまで育て上げながら2000万円の資産を構築。それでも最初は貯蓄とは無縁の生活だったそうです。
「独身の頃、全ての給料を毎月使い果たし苦労した。友人の『お金貯めてるの』と言う言葉に衝撃を受け、これではいけないと、家計改善をするようになった」とのこと。
目標として「最初に決めたのは、生活防衛費として10万円貯めること」から始めた投稿者さん。そこから始まり「次は結婚資金200万、マイホーム資金1000万、教育費一人につき400万、老後資金2000万円」と徐々に目標を上げていったと言います。
節約や生活の工夫などリアルな家計改善の方法は？
では具体的にどのように家計改善をしていったのでしょうか。細かい実践内容というよりプランニング内容が主に記載されていました。抜粋すると、・自分の家計が正常か把握するため家計雑誌を読みあさった
・月の予算を決めてその中で過ごすようにした
・月に1000円を貯金することから始めた
・昇給のたびに少しずつ貯金額を上げていった
・生活が苦しくならないような貯金額を設定していった
「まずは『お金って貯まるんだ！』と喜びを感じた」と語る投稿者。
「最初の10万円までは本当に長かった。一度医療費で7万円くらいかかり使ってしまったが、貯められる自信がついたし、急な出費に対応できたので驚いた」そう。
1000円という小さな成功体験から始まった家計改善。「その後は100万円単位で、貯めては使う生活になった。車も全部一括で。気持ちよく大きな買い物ができる。子供にもある程度安心して進路を決めてもらえる」ようになったと言います。
52歳・資産2000万円のシングルマザーの今後の家計目標は？
家計改善の結果、何十年も貯金生活を継続できているという投稿者ですが少し反省もあるといいます。「何十年も貯金優先の生活。無理はしていなかったつもりだけどたまに自分を追い込む癖がついてしまった。交通費など惜しくなって無理に歩いたり、好きなものじゃなくて安いものを選んだり。お小遣いを5000円にしたら、キツくて家計から出してしまい本末転倒だった」とコメント。
そして最近では、「そろそろもっと使ってもいいんじゃないか？という思考も生まれてきた。お金は気持ちよく使いたいと思うようになった」そう。
ほかの方の「老後資金を使い果たした体験談。思い切ってお金を使って良かったこと」などを読んでみたいとコメントされています。
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