ここではAll About編集部が8月22日~9月5日に実施した「人生で最も良かった買い物・後悔している買い物」に関するアンケートから、金融資産1000万円以上の方たちのリアルな失敗エピソードを紹介。購入を決断する際の参考にしてみてください。
うまい話はないと痛感した30年前に購入した「ダイヤのネックレス」
今回は、岐阜県に住む、54歳女性の「人生で最も後悔している買い物」についてのエピソードを見ていきます。■アンケート情報
世帯年収:本人350万円、夫700万円
世帯金融資産:現預金1000万円、リスク資産900万円
節約や貯蓄の工夫:「最近はメルカリを上手く活用しています。大儲けはできませんがちょっとしたお茶代くらいにはなっています」
■最も後悔している買い物
買った物:ダイヤモンドのネックレス
購入金額:120万円
購入時期:20代前半
この投稿者さんが後悔しているのは、今から30年ほど前に120万円で購入したダイヤモンドのネックレス。後悔の理由を「倒産した某宝石チェーンのダイヤモンド商法に引っかかり」と切り出した投稿者。
「不要になったら同額で買い取るというので購入。買い戻し希望客が増えて店は倒産し、売値の半分の価値もないダイヤモンドがのこった」と、なんともつらい体験を話されます。
ショックで狼狽し親や友人からも心配されることに
当時は精神的にもつらく「そもそも身の丈に合わない額の宝石だった。自分もショックを受けて狼狽し、親友や親にも心配をかけてしまった」そう。また「そのダイヤモンドも、当初は約定通り買い取りに応じていたそうで、倒産前の会社の動きなど調べていれば良かった。が、ネットもない時代だと情報を得るのも難しかったかと思う」と下調べの大切さと当時の環境下での難しさについてコメント。
その時に得た教訓について「うまい話はない。高額の買い物を即決で購入しない。購入前に冷静に考える期間を置くのが唯一絶対かと思う。」と回答されています。
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の購入当時のものです。現在とサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません