旬のオーバーサイズ服もだらしなく見えない！ 40代の「カジュアルコーデ」で気を付けたいコツ4つ

40代がだらしなく見えない「大人カジュアル」のコツとは

暖かくなるとカジュアルコーデで出かけることも多くなりますよね。そんな「カジュアル服」ですが、年齢を重ねて難しくなったという声がよく聞かれます。

All About編集部が実施した「カジュアルなアイテムやコーディネートでのお悩み」アンケートでも、「カジュアルすぎたり、ラフ感が激しいとみすぼらしく見える」「年齢相当のカジュアルが分からない。だらしなく見えてしまう」「普段着っぽくなってしまうので、カジュアルでも高見えするコーディネートが知りたい」とのコメントが多く寄せられました。

そんなお悩みを受け、40代女性が取り入れたい大人カジュアルのコツを4つご紹介します。

1. 色使いを絞ってすっきり見せる

カジュアルなアイテムにはもともと活動的でスポーティーなイメージがあるため、実際に着用した時も、きれいめアイテムに比べてラフで、若々しく見えるというメリットがあります。

ですが今は、「Tシャツ」「スニーカー」など、老若男女問わずに着られるようなアイテムも増えているため、コーデのあちこちにカラフルな色が入っていると子どもっぽく見えたり、渋い色ばかりで暗めだと年配の男性と同じような印象になってしまったりするので、色使いには注意が必要です。

「大人カジュアル」を素敵に着こなすコツは、まずは全体の配色を3色以内にすること。写真の着こなしも色使いを絞ることで、ボーダーを大人っぽい印象に見せてくれています。

2. 「オーバーサイズアイテム」は上下どちらかに

今は「オーバーサイズ」のアイテムがトレンド。体のラインも出にくく、動きやすいため40代女性にも人気のサイズ感です。

オーバーサイズアイテムは、どんな体型の人が着ても少し大きめになるように、あちこちに幅を持たせて作られているもの。そのため、着た時に収まりが悪かったり、裾が長くずるずるとした印象になったり、肩の高さに左右差がある場合はどちらかに寄って見えたりと、「体をきれいに見せる」という点では少し劣ることも。

オーバーサイズのアイテムは、トップスもしくはボトムスどちらか一つにして、もう一方のアイテムで体型がきれいに見えるようバランスを取るのがコツです。

例えば写真のようにゆったりとしたニットなら、ボトムスは細身のストレートデニムに。逆に太めのワイドパンツなら、トップスは程よいフィット感のニットなどを選んでみてください。

上下ゆったりとしたコーディネートもトレンドですが、それは難易度が少々高め。ヘアをタイトにしたり、アクセサリーでアクセントを付けたり、足元をヒールにしたりと、全身にこだわっておしゃれをする時でないと難しいこともあるため、注意が必要です。

3. ボトムスから下は統一感を重視

面積は小さくても、意外に人の目に付きやすいのが足元。特にカジュアルコーデの時は、シューズやソックス、ボトムスがバラバラだと、そこだけ分断されたように見えて脚が短く見えたり、ごちゃっとした印象を与えてしまったりすることも。

ボトムスからシューズの先まで統一感を重視し、すっきりとまとめると洗練された印象に。写真のようにボトムスとシューズを同じ色にするのは簡単で取り入れやすい方法です。

4. ヘアやメイク、バッグやアクセ使いなど細部も重要

コットン素材のビッグニットにデニムをあわせ、ヘアはそのまま、ノーアクセサリーでは年齢にかかわらず、朝起きたまま家を出てきたような「手抜き感」が感じられてしまうことも……。

カジュアルコーデの時ほど、細部のディテールが重要ポイント。写真のようにネックレスをプラスしたり、バッグとシューズの色をそろえたり、インナーの白をちら見せするなど細部まで気を配ると、あか抜けた印象に仕上がります。

大人カジュアルコーデのコツ、ぜひ参考にしてみてくださいね。