面積の大きいコートを着る時に気を付けたいポイントは?
本格的に寒い冬コーデには欠かせないのが「コート」。身に付けるアイテムの中で、コートが占める面積が一番大きいからこそ、コーディネートの印象を左右する重要なアイテムでもあります。そんな冬のコートコーデの中で、大人の女性がついやりがちなNGコーデと、おすすめしたいOKコーデについてご紹介します。
着ぶくれ? 暗い印象に見える? コートのNGコーデの特徴
1. 旬のオーバーサイズコートのつもりが体が大きく見えるコーデ2. 着ぶくれして見えてしまうダウンコートコーデ
3. 顔まわりが暗く見えてしまうロングコートコーデ
1. 旬のオーバーサイズコートのつもりが体が大きく見えるコーデ
今年は引き続きオーバーサイズのコートもトレンド。「下に厚手のニットも着こめるし、ゆったりサイズのコートが好き」という人も多いのではないでしょうか。ですが、中にはトレンドのおしゃれのつもりなのに、体が横に大きく見えてしまったり、着られているように見えてしまう人も……。■OKコーデにするには オーバーサイズコートがトレンドといっても、ただ大きい「だけ」ではあまりおしゃれに仕上がらないのが難しいところです。
そんな時はオーバーサイズでもシルエットがきれいに見えやすいコートがおすすめ。身長や体型を選びにくい、写真のようなコクーンシルエットのコートも体型がきれいに見えて一押しです。身幅はあっても全体的に丸く立体的なシルエットで、裾も少し絞られているため「ただ大きいだけ」や、着ぶくれした印象になりにくいのがメリットです。
また、オーバーサイズのコートを着た時によりすっきり見せたい時には、ボリュームのあるワイドパンツや幅の出るフレアスカートよりも、写真のように細身のボトムスを合わせたほうがバランスよく着られます。
2. 着ぶくれして見えてしまうダウンコートコーデ
本当に寒い時に頼りになるのは、しっかり防寒できる「ダウンコート」。ですが、綿などが多く入っていて厚手のデザインが多いため、モコモコと着ぶくれして見えやすいコートでもあります。また、スポーティーなイメージが強いため、お仕事コーデやきれいめコーデなど、大人の着こなしにはカジュアルすぎて着られない場合もあるのが、少々ネックです。
■OKコーデにするには 厚手のダウンコートでも、ウエストマークできるものやベルト付きのデザインなら、メリハリが付き、スタイルアップして見せることもできます。
ただ、大人の女性が仕事にプライベートにと着まわしたいなら、写真のような薄手のダウンコートがおすすめ。ダウンコートも年々進化しているため、薄くても暖かく、しっかり防寒できるものが増えています。
こちらも水鳥のダウンを使用したロング丈のダウンコートなので、軽くて着やすいのが一押しポイント。
また、薄手なことでシルエットもスマートに見えるので、着ぶくれしにくくすっきりとした印象に。冬でもほっそり効果が期待できるのがメリットです。
また、ベージュの色味も、暗い色使いが増えやすい冬コーデのポイントになってくれて、フェミニンなスカートコーデ等にもぴったり。首元がノーカラーのものを選ぶときれいめ見えするため、通勤コーデにも取り入れやすいのでおすすめです。
3. 顔まわりが暗く見えてしまうロングコートコーデ
ロングコートは一枚でコーディネートが決まる、存在感のあるアウター。ですが、全体をすっぽり覆ってしまうため「いつも似た感じになってしまう上、アレンジも難しい」という声が寄せられることも。さらに、まだまだマスクが必要な今年の冬。例えばダークカラーのロングコートを着て、さらに顔の半分がマスクで覆われていると、顔の上半分の肌しか見えないため、髪型によっては目元しか見えず、暗い印象に見えてしまう可能性も……。
■OKコーデにするには ダークカラーのロングコートを着るのはOK。ただ、その際は例えわずかな面積でも、インナーを白にしたり、下に白の襟付きシャツを着て首元から襟をのぞかせり、上からマフラーを巻いて色をプラスするなど、意識してコーデのアクセントを作ると効果的です。
また、ロングコートの場合、唯一アレンジできる顔まわりを工夫するのもおすすめ。コートに多いウール素材などのマットな質感に映える、ゴールドやシルバーなどのアクセサリーをプラスするのも◎です。
他にも写真のように、大人が付けられる細めのカチューシャなどでフェイスラインを見せたり、ヘアはコンパクトにまとめるなどメリハリを付けると、暗い印象に見えるのが避けられて、おしゃれ見えにもつながるのでおすすめです。
気になる項目が見つかったら、ぜひ試してみてくださいね!