40代女性が避けたい! 春のNGカジュアルコーデ
長い冬を経てコーディネートも少々マンネリ気味なこの時期。まだ寒い日が続いていますが、これから購入するなら断然春物!新しいトレンドも気になる!という声も多く、バランスを取るのが難しいシーズンですよね。そんな季節の変わり目に、大人の女性ができれば避けたいコーディネートについてご紹介します。1. 季節感が大幅に「遅れている」または「先取りしすぎ」
まだ気温が低い日が続いていますが、それでも立春を過ぎた今、「季節感が大幅にずれた印象を与えてしまうコーディネート」は違和感が生じやすいポイントです。例えば全身黒やネイビー、ブラウンなどのダークカラーで、ウールやレザー、マットなど重たい素材感のみを組み合わせたコーディネートは真冬感が強く、重厚感があるため、少し重たい印象になってしまうかも。
また、ブラウンやカーキ、マスタードに起毛感の素材を組み合わせたコーディネートだと、ほっこり感が強く、秋らしい印象を受けるため、こちらもまた季節感がズレているように見えてしまう可能性もあります。
逆に、透け感のあるトップスに白やベージュのトレンチコート&足首の出るボトムスに素足でパンプス、の組み合わせだと、今度は春らしさを先取りしすぎて、どこか寒々しく見えてしまいそう……。
気温が変わりやすい今、バランスは難しいところですが、「まだ寒いけれどこれから春に向かっていく」という時は、素材は暖かみのあるものを選びつつ色で春を取り入れるのが簡単でおすすめ。写真のように小物は春らしい色をプラスするのも効果的です。
2. 春らしいカラーが浮いて見えてしまうコーデ
きれい色のアイテムが一斉に揃う春。トライしてみたものの、実際に着てみると「なんだか浮いて見える」「自分には似合わない色だった」と諦めてしまったことはありませんか?それは色のせいではなく、コーディネートの配色に原因があるのかもしれません。春らしいカラーは明度が高くフレッシュなイメージが強いため、実は大人の女性のコーディネートには馴染ませるのが少々難しい時も。
雑誌などでよく見かける「白&きれい色」の配色は春らしさも抜群ですが、頭から足の先まで完璧に整えたモデルさんのスタイリングだからこそ自然に見える、という面も。そのまま大人が着ると、浮いて見えてしまうこともあります。
きれい色を取り入れる時は真っ白よりも、ベージュやライトグレーなどのニュートラルなカラーや、ネイビーやダークグレーなど明度の低い色を組み合わせると落ち着いた印象に。写真のコーディネートも、鮮やかなグリーンのスカートにベージュのコートを合わせ、トップスと小物に黒を取り入れることで、色が浮かず、しっくり馴染んでいます。
また、きれい色のトップスの下に白のカットソーなどを重ねて、首元から「白」を少しのぞかせると、色の印象が和らぐこともあるので、試してみてくださいね。
3. 昔のイメージを引きずったフレアパンツコーデ
今シーズンはフレアパンツが本格的なトレンドに。ジーンズはもちろん、きれいめなセンタープレス入りパンツやウエストゴムのレギンス風パンツまで、続々と登場しています。40代の女性からは、若い頃に流行った「ブーツカット」などのイメージが強く「古い感じになりそう」「なんとなく抵抗がある」という声が聞かれることも。
ですが昔はローウエスト主流だったのに対し、今のフレアパンツは基本的にハイウエスト。穿いた時のシルエットや見え方は全然違う仕上がりになっているので、安心して取り入れてOKです。
ただ、気を付けたいのはその組み合わせや、コーディネートの雰囲気。ぴたっとしたサイズのトップスやアウターを合わせたり、柄やロゴの主張が強いアイテムを合わせて全体がごちゃごちゃとした印象になるのはできれば避けて。オーバーサイズや程よい抜け感がトレンドの今、違和感が生じやすいかも……。
写真のように程よくゆとりのあるピンタックシャツを合わせてモノトーンでまとめるなど、清潔感のあるクリーンな雰囲気でまとめるのが、今っぽいフレアパンツコーデを作るコツです。
季節の変わり目に気を付けたいコーデのコツ、ぜひチェックしてみてくださいね。