脱サラを決めた理由は……?
会社でこのままこの仕事を続けていても、楽しくないと思ったんですね。8時間拘束されて会社の仕事をするっていうのは、ある意味ラクではあるんですけど……。自分の8時間をどうやって使うかっていうのを考えた時に、自分のやりたいことに使いたいって思ったんですよ。月100万円の不労所得を生む「マネーマシン」の作り方
私の場合は、マネーマシンといえばアパートや戸建てなどの不動産ですね。持っている不動産の中では、月100万円程度の家賃収入の物件もあり、年間だとそれだけでも1200万円程度の家賃収入になります。それが何棟かあれば、倍になり3倍になり……となってくるわけですから。アパートは収益を考えると、とても手残りが多いので、中古物件を中心に所有しています。
浜砂流!不動産投資の鉄則
一番大事なのは、“情報の仕入れ”です。いかに情報を仕入れるかで、かなり決まります。買った時にほぼ9割決まる!と思っています。いい物件を安く買えれば、すごく手残りも出せるので、次の物件を買う資金も貯められる。YouTubeを見る、本を見る、いろいろな人の話を聞くなどして情報をつかみ、どう判断するのか。そしてもう1つ大事なのは“実行力”です。やらないと何も変わらないので。行動して経験を積み、それを積み上げていくというのが、マネーマシンを育て、作り上げていくことにもなるのかなと思います。
――動画では、マネーガイドの福一由紀さんが「浜砂さんのここをマネせよ!」という学びポイントを解説してくれているので、ぜひ併せてご覧ください!
FIRE後の暮らしで大切にしていることは?
「お金」と「健康」、そしてあとは「生きがい」ですね。実は30代から社交ダンスをやっています。健康のためになるということと、夫婦円満の1つの材料にもなる。特に早期リタイアしてからは、夫婦2人でいる時間がとても長くなります。なので、夫婦仲がうまくいっていないと地獄になるかもしれませんね(笑)。なので、夫婦2人が健康で仲良くいられるというのが、めちゃくちゃ大事です。
――以上、浜砂和彦さんが早期リライアするまでの葛藤やマネーマシンの作り方などについて、お届けしました。浜砂さんのマネーマシンを作るうえで大切にしている考え方や、早期リタイア後の生き方など、ぜひ参考にしてみてくださいね。
浜砂和彦(はますな・かずひこ):はますなFP総合事務所代表。サラリーマン大家をしながら、九州の半導体設計会社に26年勤務し、53歳で早期リタイアを実現。不動産賃貸経営の経験やFPの知識を活かし、不動産投資のノウハウや賃貸経営に必要な知識などをセミナーや講演などを通して伝えている。