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脳科学者の茂木さん直伝!金持ち脳になる方法

浪費・散財癖があり、なかなかお金が貯められない……。そんなお悩みを解決すべく今回は、脳科学者の茂木健一郎さんにお金が貯められない“貧乏脳”から、“金持ち脳”へと変わる方法を教えていただきました。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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「教えて茂木さん! 思考の癖を少し変えるだけでお金が貯まる?」をテーマに、貯蓄ガイドの西山美紀さんとお笑い芸人で浪費家の柘植達大さんとお届けしてきた“金持ち脳と貧乏脳”シリーズ。今回は、お金が貯められない“貧乏脳”から、“金持ち脳”へと変わる具体的な方法についてお伝えします!
 

すぐできる!金持ち脳のつくり方【初級編】

西山:では茂木さん、金持ち脳のつくり方を教えてください!
 
茂木:初級編としては、お金を使わない楽しみを見つけてほしいんですよ。柘植さんも、お金に頼らない何か熱中できるものってないですか?
 
柘植:そうですね……それがお笑いのはずなんですけどね。ノート広げて、「ああでもない、こうでもない」と、相方とずっとしゃべったりできるんで。
 
茂木:それは幸せですよね。
 
柘植:そうですね。でもお笑いに熱中してないから、今売れてないということでしょうか(笑)。
 
茂木:そんなこと言うつもり、なかったんだけどね(笑)。
 

チャレンジしてみよう!金持ち脳のつくり方【上級編】

茂木:上級編なんですけど……、タイムマシンに乗ってください!!
 
柘植:えっ(驚)、どういうことですか!?
 
茂木:脳科学者はよく「脳はタイムマシンだ」という言い方をするんですよ。それはどういう意味かというと、まず過去を振り返ってみてください。例えば、「モールに行って、あれ買っちゃったよな。でも、買わないこともできたはずだよな……」とか、「コンビニに行って、タバコと一緒にコーヒー買っちゃったけど、買わなくてもよかったよな……」とか、浪費しちゃったことを思い出して、反省していただくと。
 
柘植:なるほど。過去に遡って、反省をするということですね。
 
茂木:はい。これが“過去”に行くタイムマシンですね。そして今度は、“未来”に行くタイムマシンですが、お金がある程度貯まったところを想像してみてください。では柘植さん、とりあえずいくらを目標にします?
 
柘植:じゃあ、100万円だとして。
 
茂木:100万円あったら何に使います? できれば“経験”に使っていただきたい。
 
柘植:そしたら、海外旅行に行きたいですね。
 
茂木:どこに行きたいですか? できるだけ具体的に思い浮かべてください。
 
柘植:スペインとか。
 
茂木:スペインに行って、フラメンコを見たりとか、おいしいものを食べていたりする状況を一生懸命想像して、旅行の日程まで書いちゃうとか。
 
柘植:なるほど。
 
茂木:そうすると、脳は未来に行っているんですよ、タイムマシンで。100万円貯まった未来を思い浮かべていると、今の我慢ができるようになるんですね。浪費しちゃっている人は、現在にしか生きていないんですよ。
 
柘植:確かにそうですね(苦笑)。明日、明後日のことしか考えてないです。
 
茂木:そうですよね。
 
柘植:脳みそだけでも時空を超えるってことですね。
 
茂木:ドラえもんに頼まなくても、タイムマシンには乗れます(笑)。

いかがでしたか? どちらもすぐに実践できるので、ぜひ試してみてくださいね。また動画では茂木さんと貯蓄ガイド・西山さん、柘植さんの楽しいトークをご覧いただけます!

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