大人の女性が冬のセールで買うのはできれば避けたい3つのもの
12月といえば、セールシーズン。欲しいものがあるけれどこの時期まで待っていた、という人も多いのではないでしょうか。特に冬物は夏物に比べてお値段が張るため、冬のセールはお得な感じがしやすいのですが、ちょっと待って! 中にはできれば買わないほうがいいアイテムも……。今回は40代の大人の女性が冬のセールで購入するのは避けたいものについてご紹介します。1. 着られる期間が短くかさばる「ざっくりニット」
冬のセールで「ざっくりニット」を買うのを避けたほうがいい理由は、着られる期間が短いから。ざっくりニットはある程度厚みもあり、冬以外に着まわすのは難しいですよね。12月末にセールで購入してもフル活用できるのは2カ月程度になってしまうかも……。そしてかさばりやすいため、クローゼットの中で保管するのにも、場所を取ってしまうというデメリットも。またざっくりニットは編み目が粗いため、素材によっては伸びたり、収納時につぶれて形が変わったりしやすいこともあり、いい状態をキープするのは難しいという面もあります。その上、来年も着られるようきれいに保とうとすると、クリーニングに出したり毛玉を取ったりというケアが必要で、手もかかります。
ニットはシーズンが変われば、必ずまたいろんなデザインが発売されます。「今季のこのブランドのこのデザインはもう手に入らないので、今どうしても欲しい!」と思えるニットなら購入してもOK。もしくは写真のようにベーシックな薄手のハイゲージニットなら、保管時もかさばらず、インナーとしても着用でき、より長く活用できるのでおすすめ。それ以外のニットは、可能であればシーズンのはじめに購入して、秋冬を通してよりたくさん着る方がいいかもしれません。
2. トレンド感の強い「主役級トップス」は古く見えやすい
袖や丈、ウエストまわりにデザインの入ったシャツやブラウスなど、一枚でコーディネートが決まるような主役級のトップスは、華やかさがあり、気持ちも上がるので、見慣れたベーシックなものよりもつい手に取りやすいアイテム。シンプルなボトムスを合わせればコーデがまとまり、持っておくと便利そうですよね。ですがトレンド感が強く、シーズンが終わると古く見えたり、飽きやすいので、できればセールでの購入は避けて。デザインに主張があるため長く着まわすのは難しい上、冬はアウターでほぼ隠れてしまうため、あまりお披露目することがないままシーズンオフを迎えることも……。来年になると「なんとなく飽きた」「ちょっと古いかも?」と感じやすいアイテムでもあるため、セール購入は避けたほうが無難です。それよりも、普段なかなか手が届かない、写真のような上質でベーシックなアイテムをセールで購入する方が、長い期間確実に着られて、着心地のよさも味わえるのでおすすめです。
3. トレンドの移り変わりが激しいスカート
スカートはトレンドの新旧がはっきり出るので、セールでの購入はあまりおすすめできません。特に丈とシルエットは毎年トレンドが変わることが多いです。基本的にセールで販売されるものは、シーズンを通して売れなかった、売れ残りのアイテム。そのため12月末に秋冬のスカートを購入しても、1月には春夏ものが店頭に並び始め、そのタイミングでトレンドも変わることが多いので、こちらも着られる期間が短くなりやすいのがデメリットです。
大好きなブランドや好みのデザインのスカートで、トレンドは気にせず長く着たい!と思えるスカートは購入してもOK。ですが、「なんとなく使えそう」「あったら便利かも」と思うスカートは、結果的にはなくても困らないスカートかもしれません。
ついあれもこれも買いたくなってしまうセールですが、買わない方がいいアイテムに気を付け、いいお買い物をしてくださいね!