老け見え?古い?若作り? 40代が避けたいレイヤードコーデ
2021年秋冬はレイヤードコーデもトレンドのひとつ。おしゃれに見えるだけでなく、重ねることでより暖かく過ごせるので、秋冬シーズンには嬉しいトレンドです。ですが複数のアイテムを使用するため、一歩間違えると古かったり、老け見えしたり、幼い印象になってしまったりと、NGなポイントも存在します。ついやりがちだけど、できれば避けたい40代女性の重ね着コーデについてご紹介します。アウトドア感の強いダウンベストコーデは一昔前の印象に
今年はダウン系アウターもトレンド。軽くて暖かく、室内でも着やすく動きやすいダウンベストも様々なデザインが出ています。もともとアウトドアやスポーティーなイメージの強いダウンベストですが、今年は着こなし方に要注意。例えばダウンベストにニット帽、デニムやチノパン、パーカにスニーカーなど、メンズのようなバランスや色使いで王道のアウトドアコーデにまとめてしまうと、若干古い印象に……。
今年トレンドのダウン系アウターはポップなカラー使いや、ロング丈もしくはクロップド丈、幅のあるオーバーサイズなど、どこかアレンジされているものが多め。
そのため、ダウンベストを着るなら今年らしいシルエットのダウンベストを選ぶか、もしくは写真のように足元はスニーカーではなくフラットシューズやブーツ、太めのカジュアルなパンツよりはきちんと感のあるパンツやスカートなど、フェミニンさやきれいめ感も意識したコーデで調節してみてください。一気に今っぽく仕上がりますよ。
タートル&フェミニンなチュニックは老け見えするかも
タートルネックと他のトップスをレイヤードする組み合わせも、今年のトレンド。冷やしたくない首元も暖かさをキープできるので、ぜひ取り入れたいですよね。ですがAラインのチュニックとタートルネックのレイヤードは、体型も隠すことができるので、もともと年配の女性にも好まれる組み合わせ。体のラインは出なくても、全体が大きく見えやすいのに加え、チュニックのデザインによってはガーリーなイメージも強くなるので、大人の女性には難易度が高めです。違和感も感じやすい合わせ方なので、あまりおすすめできません。
今年らしいタートルネックのレイヤードは、シンプルなアイテムを合わせて、写真のようにスタイリッシュにまとめるのがポイント。スウェットやシャツ、ニットなど、スマートに重ねられるアイテムと組み合わせるのがおすすめです。
スウェットワンピにデニム&スニーカーは幼い印象に
コロナ禍の影響もあり、ちょっとそこまでお出かけという印象のワンマイルウエアの需要が高かった今年。秋冬シーズンも、着心地が抜群で動きやすく洗いやすいスウェット系アイテムが人気です。ただ、大人の女性が気を付けたいのはスウェットワンピースのレイヤード。もともとカジュアルなイメージが強いスウェット系アイテムにデニムやスニーカーを合わせると、子どもっぽい印象に。また10代、20代の子とかぶりやすいコーデでもあるので、若作りな印象を与えかねません。
スウェットワンピースを着る時は、ラフなダウンよりはジャケットやブルゾンを、足元はスニーカーよりもきちんと感のあるシューズを合わせると、大人の女性にちょうどいい、リラックス感のあるコーディネートに仕上がります。
暖かさとおしゃれさが両方かなえられるレイヤードコーデ、ぜひチェックしてみてくださいね。