野暮ったく見えるかも!? 40代のNGゆるニットコーデ5
ゆったりしたニットは、秋冬のマストアイテムですよね。特に今年はオーバーサイズがトレンドでもありますし、もともとあまり体のラインを出したくない、という人が多い40代の女性には愛用者が多いアイテムでもあります。でも、シルエットがルーズになりやすい分、野暮ったく見えやすいという落とし穴も。大人がゆるいニットを着る時に避けたいコーデと、その解決法をご紹介していきます。1. 上下ともに渋い色だと野暮ったく見えやすい
グレー、ネイビー、ブラウン、ブラックなど、暗めの色使いが多い秋冬シーズン。特にニットは簡単に洗えないため「白やベージュは汚れるから、濃い色を選びがち」という声も。ですが、ニットは素材がマットな風合いなので、発色もつやを消したような、より落ち着いた印象になります。そのため、ニット含む全身の色合いが暗いと、ハリやツヤが少しずつ減ってくる40代女性には、暗く野暮ったいイメージになってしまうかも……。さらにゆったりとしたニットはシルエットがぼやけて丸い体型に見えやすいのも野暮ったく見える原因です。
そんな時は写真のように、面積の大きいボトムスを白にすると、明るさや清潔感がプラスされ、イメージががらっと変えられるので、おすすめです。
2. トップス&ボトムスの素材の相性に要注意
ゆったりニットに、ウール混など同じように毛羽立ちがあるような素材のボトムスを合わせると、どちらも素材感が重たいため、もっさりした印象に見えてしまうことも。トップスがニットなら、写真のようにボトムスにつるっと光沢感のあるサテン素材のスカートなど異素材を合わせると、素材がミックスされることで、あか抜けた印象に。
3. 黒やグレーのニットコーデが無難だと男性とかぶるかも
ごくシンプルな形で、黒やグレーなどのゆったりニットは、中年男性とコーデがかぶりやすいのが要注意ポイント。デニムやチノパンツを合わせただけのシンプルなカジュアルコーデは無難な印象になりやすく、メンズライクな雰囲気になりやすいため、写真のようにアクセサリーを足したり、ボトムスにはスカートを選ぶなどして、女性らしさもプラスしながら着るのがおすすめです。
4. 暗めのあいまいカラーは顔も暗く見えるかも
秋冬はグレーとベージュの間の「グレージュ」をはじめ、ニュアンスのある中間色カラーが多く発売される時期。ニットで取り入れるのに、派手すぎず上品な印象のニュアンスカラーは、汚れも目立ちにくい上、合わせやすいので重宝します。ですが、グレーが混ざっているようなくすみカラーは、ただでさえ顔色がくすみやすい40代の顔色を暗く見せてしまうことも。
そんな時は、あえて写真のコーデのようなビビッドなカラーのニットを取り入れると、明るい印象になり、顔にハリがあるように見せてくれます。派手色は今年のトレンドでもあるので、今っぽさもプラスしてくれるのも◎です。
色が強いため「着慣れない」と感じる場合は、白Tをのぞかせたり、ストールを巻くなど、何か間にひとつ挟むと、馴染みがよくなるため、ぜひトライしてみてくださいね。
5. 首の開いた薄手のゆるニットは型崩れに注意
ゆるっとしたニットで生地が薄手の場合、首元が中途半端に開いているデザインだと、型崩れしやすいのが要注意ポイントです。
もともとニットは素材が柔らかく、ガンガン洗えるカットソーなどと違って、型崩れしやすいアイテム。特に薄手で首元の開いているニットは、着たり洗ったりしているうちにさらに伸びてしまい、シルエットが変わりやすいというデメリットがあります。
着た時に収まりが悪くなって左右どちらかに寄ってしまったり、シワが多く入ったり、首元が伸びてしまったのが目立ったりと、だらしない印象に見えてしまうことも。
薄手のゆるニットの場合は、写真のコーデのようにゆったりめでも、首元が詰まったクルーネックを選ぶと収まりもよく、きちんと感もあるので安心です。
ゆるニットを着るときのNGポイントに注意して、素敵に着こなしてくださいね!