これは避けたい! 秋のほっこり老け見えするコーデとは
秋は、春夏に比べて身に着けるものも多くなり、ファッションが楽しいシーズンですよね。ですが、ニットなどマットな生地感の素材も多くなったり、体のラインも隠れることが多いため、中には老け見えしてしまうコーデも……。大人の女性がついやりがちなコーデや色の組み合わせ、アイテム選びなど秋のNGコーデについて、お伝えします。1. 渋いor暗い色が多いと顔色まで暗くなり老け見えに
赤ちゃんの肌は何もしなくても水分がたっぷり、ハリがあって明るい肌色ですが、年齢を重ねると肌のハリがなくなったことや、くすみ感が気になる……という声がよく聞かれます。そのため、顔がさらに暗く見えてしまうコーデは避けたほうが◎。特に気を付けたいのは、グレー、ネイビー、ブラウン、カーキなどの色をメインとしたコーディネート。ベーシックカラーで着まわしも効きますし、汚れも目立ちにくく、アイテム単体で見ると素敵なのですが、これらの色ばかりで組み合わせたコーデは色のトーンが暗く、40代以上の大人の女性だと、顔色がくすんで見えてしまうかも……。
特に今はマスクが必須で顔の表情も見えにくく、リップメイクなどカバーするのも難しいので余計暗く見えてしまいがち。せめてトップスは顔色がよく、生き生きとした印象に見える、写真のように顔映りのいいカラーを選ぶのが、おしゃれへの近道かもしれません。もしくはストールなど明るめカラーの小物でカバーするのもおすすめです。
2. 背中が丸く見えるかも!? メリハリに欠けるコーデ
10代、20代の頃は、体つきや肌の印象などベースが若々しいため、たとえダボッとしたシルエットの洋服を着ていても、全体の印象は若々しいですよね。ですが、40代になると、肩や背中など体型がかすかに丸みを帯びてくることもあるため、メリハリのないコーディネートだと、全体的に野暮ったい印象になりやすいという落とし穴が。後ろ姿など、自分からは見えないところに出やすいのも、注意したいポイントです。
年齢を重ねれば重ねるほど、落ち着いたアイテムを選ぶことも増えますし、つい体型をカバーするようなゆったりしたもの同士を組み合わせがちですが、それがほっこりして見えたり、老け見えにつながることもあります。
特に寒くなるとさらに防寒対策で着ぶくれすることもあるため、「メリハリ」は重要なポイント。ボディラインを出す、という意味ではなく、例えば写真のようにトップスがゆったりしている時はボトムスはなるべく細めで、足元もブーツなどシルエットがぼやけずきれいに見えるものが◎。逆にワイドパンツやロングスカートなどボトムスにボリュームがある場合は、トップスはコンパクトなバランスがおすすめです。
また、写真のようにニットの下にロンTを重ねて白を効かせたり、アクセサリーをプラスして素材の面でメリハリを付けるのも効果的。
メリハリを意識するだけで、選ぶものも変わり、見え方も変わるので、ぜひコーディネートの仕上げに確認してみてくださいね。
3. トレンドのベストがどこかおばあちゃんぽい印象に……
今年のトレンドでもあるベストは、この秋もっとも注目されているアイテム。おしゃれなだけではなく、お腹まわりも暖かく、冷えからも守ってくれるのでメリットも多いアイテムです。襟が付いていてフォーマル感のあるベストから、かぶるタイプのベストまで、様々なデザインが出ていますが、その中でも一番ベーシックでプチプラブランドでも手に入りやすいのが、シンプルな無地のニットベスト。
ですが、トライする人が多い反面、40代の女性からは「おばあちゃんぽく見えそうで手を出せない」という声も聞かれます。そんな時は、カジュアルよりはきれいめな、シルエットがはっきりしているシャープなアイテムと合わせるのがおすすめです。
例えばロンTやスウェットなど、もともとのシルエットがゆったりしていてリラックス感のあるアイテムに重ねるよりは、襟付きのシャツやブラウスなど、シルエットが定まっていてきれいめなアイテムに重ねると、今っぽく大人な印象に。
またベスト自体も、クルーネックよりも写真のようなVネックを選ぶと、より顔まわりをシャープに見せられるかもしれません。
ぜひトライしてみてくださいね。