ファッション迷子なら参考にしたい、40代夏の正解コーデ
40代は体型も変わりやすく、ファッションにも迷いが生じやすい時期。基本的には自分が着たいものを着るのが一番!ですが、肌が多く出る夏コーデの中で、やはり素朴な疑問を感じることが多くなった、という声も、40代の女性からは多く聞かれます。今回はそんな大人の夏ファッションについて質問の多い項目をピックアップ。夏の正解コーデのコツと共にお伝えしていきます。40代、どこまで腕を出していいの?
40代だから、腕は隠さなければいけない、ということは決してないですし、ヨーロッパのマダムには、50代、60代でもノースリーブをおしゃれに着ている人もとても多いです。ですが、40代になると、体のラインもだんだんと丸みを帯びてくるため、トップスのデザインによっては「ハミ肉」するようになってしまった、という声も多く聞かれます。特にノースリーブを着た時に、正面から見た時の脇まわり、サイドの袖の開き部分から見える脇の下の部分などで、トップスのラインが食い込んで見えてしまうことも……。
デコルテや脇まわりが大きく開いているノースリーブよりも、例えばフレンチスリーブなど肩を覆うぐらいのちょっとした袖があるものを選ぶと、肌の見え方も気にせずに着ることができるので、おすすめです。
また、二の腕そのものを出したくないという人は、肘まである五分袖や、フレアデザインの袖でさりげなく二の腕全体をカバーしてくれるデザインが便利です。中途半端な半袖丈だと逆に二の腕の太さが目立ってしまうこともあるので要注意ですよ。
一見暑そうだけど、この素材ってアリなの?
サマーニットと呼ばれるような、ノースリーブや半袖の夏向けニット。また、汗を吸わなそうなとろみのあるポリエステル素材など、夏向けのアイテムの中には、おしゃれだけど購入前にちょっと躊躇してしまうようなアイテムもありますよね。まず、サマーニットの場合は素材構成をチェックしてみてください。コットン100%で、生地の目が粗いものなら、通気性がいいので夏でもOK。ですが、ポリエステルやナイロン、アクリルなどの化学繊維でできているもの、生地の目が詰まっているものだと、クーラーがしっかりと効いた場所でしか着られず、日本の夏に外で着るのは難しい場合も。
また、とろみ素材など一見汗を吸わなそうな素材でも、吸湿速乾などに対応しているようなものは、セールスポイントとして明記されていることが多いので夏でもOK。ですが、ごく普通のポリエステル100%のものなどは、やはり汗などの水分は吸わず、風も通さないので熱が中にこもりがち。真夏にはあまり向かないアイテムです。
ただ、丈夫で型崩れしにくい素材であるため、フォーマルな洋服やお仕事服に使われていることも多め。どうしても着たい場合は、しっかり汗を吸ってくれるインナーを中に着て乗り切るのがおすすめです。
汗染みが目立つけど、どうしたらいいの?
ライトグレーやライトブルーなど、水に濡れた部分が濃く見えてしまうようなカラーは、脇の下など汗をかいてしまった部分もやはり目立ってしまいます。特にコットン製のTシャツやシャツ、ブラウスなどは着ていて快適な分、水分もしっかり吸ってくれるため、気づけば汗染みが目立ってしまっていた!というケースも。汗をかいてしまいそうな日はダークカラーなど、あまり汗染みが目立たない色を選ぶのがおすすめ。また、脇汗の場合は、脇の下に余分にパッドが縫い付けられているものなど、脇汗対策を考えて作られたインナーなども便利なので上手に活用するのがおすすめです。
このアクセサリー、若すぎない?
夏は肌を見せる面積も自然と多くなるため、アクセサリーもより目立つシーズン。その中で、アクセサリーがかなり若い子向けのデザインや、質感だったりすると、大人には浮いてしまうことも……。特にプチプラのアクセサリーでは、ゴールドやシルバーの色合いがぴかぴかと目立っていて、安っぽく見えてしまうものも。小さな面積ですが目立ちやすいので、避けるか、マットな質感で輝きを抑えたものを選ぶのがポイントです。
またビーズやプラスチックなど、クリアな素材のものは涼し気ですが、色合いがカラフルだと幼く見えてしまうので、色はシックなものを選ぶほうがおすすめです。
このサンダル、形が古いかも?
ボトムスの丈が短めなことも多い夏コーデで、目立つのが足元。サンダルにもトレンドが存在します。今は抜け感のあるファッションがトレンドなので、足元はさらっとまとめるのが正解。逆に装飾が多くついているもの、甲の部分が高いものなどの凝ったデザインや、シルエットが丸く足が大きく見えてしまうようなデザインのものは、どこか古く見えてしまうことも。サンダル選びに迷った場合は、肌色にも馴染み、コーデを邪魔しないヌーディーなベージュ系、もしくはどんなコーデにも合わせやすいモノトーンで選ぶと、失敗知らずで履きまわしもききます。
夏の正解コーデ、ぜひチェックしてみてくださいね!